7疾患を難病研究助成の対象に:厚生労働省

厚生労働省は23日、難病の原因解明や治療法の開発に取り組む「難治性疾患克服研究事業」の対象に、2009年度から新たに7種類の疾患を加えることを決めた。より研究が遅れている珍しい難病の調査を進めるため、同事業に新しい制度を創設、実態解明や診断基準の作成に取り組んでいくことも決めた。

同事業の対象は、患者数が少なく、原因解明や治療法の開発などが遅れている難病。現在は123種類あり、研究班を設けて取り組んでいる。同事業の対象疾患は、過去10年間の合計でも5種類しか増えていない。一度に7種類の疾患が加わるのは異例という。

認められた7疾患は次の通り。
先端巨大症、下垂体機能低下症、クッシング病、原発性側索硬化症、有棘赤血球を伴う舞踏病、HTLV―1関連脊髄症(=HAM)、先天性魚鱗癬様紅皮症(NIKKEI NET)

先端巨大症(末端肥大症)とは?
下垂体から成長ホルモンが過剰に分泌されて、骨の変形や軟部組織の肥大が生じる病気です。骨の成長が続いている小児期に発症すると、身長が2mにも伸びる巨人症になります。

骨の成長が停止した成人期に発祥すると、四肢の先端が肥大する末端肥大症になります。手足のサイズが大きくなり、とくに指先が太くなります。顔の骨も変形し、眉間や顎が突き出て、鼻が大きくなり、唇が厚くなった特有の顔つきになります。さらに、高血圧や糖尿病を合併することもあります。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。