くも膜下出血の患者の約5〜8%で出血を見逃される可能性

くも膜下出血の患者のうち約5〜8%が、最初の受診で風邪や高血圧症などと診断され、出血を見逃される可能性のあることが、日本脳神経外科学会の調査でわかった。

激しい頭痛があれば、頭部CT(コンピューター断層撮影)検査をするが、軽い頭痛程度の患者まで全員を検査できない、という。こうした見逃しの確率が示されるのは珍しい。

同学会は昨年1月から今年5月に宮城県内の病院に入院したくも膜下出血の患者198人について、確定診断を受けるまでの経緯を調べた。開業医などの初診では、頭痛や肩こりといった症状を訴えた10人は風邪や高血圧症などとされ、CT検査もなかった。(YOMIURI ONLINE)

くも膜下出血
脳は軟膜、くも膜、硬膜かの3層からなる髄膜に覆われています。軟膜とくも膜の間には太い動脈が走っています。その動脈から出血した状態がくも膜下出血で、血液が脳表全体に広がります。

出血時に、後頭部を鈍器で殴られたような激痛と嘔吐をともなうのが特徴です。一時的に意識を失うこともあり、重症例では意識が回復しないまま、大事に至ることもあります。

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