サリドマイドの販売再開を前に被害防止対策を本格化

催奇形性が社会問題となり、46年前に販売が中止されたサリドマイドについて、厚生労働省は、国内での販売再開をにらんだ被害防止策の検討を本格的に始める。有識者らによる安全対策検討会を設置し、26日に初会合を開く。

血液のがんの一種である「多発性骨髄腫」治療薬としての製造承認をめぐる同省の審査が、大詰めを迎えたのを受けた措置。薬害の被害者団体から厳格な安全管理体制を求める声が出ていた。

承認申請は、藤本製薬が2006年8月に同省へ提出。審査してきた薬事・食品衛生審議会の部会が27日、多発性骨髄腫への有効性などについて結論をまとめる見通しだ。同省は、審議会と検討会の両方の意見を踏まえ、最終的に承認の可否を決める。(shikoku.news)

サリドマイド
副作用のない睡眠薬として開発・販売されましたが、妊婦が用いた場合に催奇形性があり、販売中止となりました。
しかし、90年代に多発性骨髄腫に有効との報告が相次ぎ、がんの治療薬として再び注目されるようになりました。欧米諸国や韓国などでは承認され、サリドマイドを含む併用療法が標準的な治療薬となりつつあります。

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