日米でも補助人工心臓の治験へ:テルモ

テルモは日米で、重い心不全患者の体内に埋め込み心臓の働きを助ける最先端医療機器の「補助人工心臓」を開発する。年内にも治験を始め、米国で3年後、日本でも早期の実用化を目指す。
補助人工心臓が必要な心臓移植待ちの患者は世界で約20万人いるといわれる。テルモはすでに欧州で販売しており、日米でも実用化して同分野で先行する欧米勢を追う。

補助人工心臓は体内に埋め込んだポンプを心臓の左心室とつなぎ、血液を体内に送り出す仕組み。血液を送る羽根車を改良。血流の停滞を防ぎ、人工心臓の弱点である血栓の発生を抑えた。欧州では昨年8月に発売。治験も含め約60人の患者に埋め込んだ。治験で同機器を埋め込んだ患者が3年を超えて生存するなどの成果が出てきたため、日米でも治験に乗り出す。(NIKKEI NET)

人口心臓
心臓の機能が著しく低下し、内科的あるいは外科的治療に反応しない重症の心不全になると、心臓機能の機械的な補助や置換が必要となります。このため、人工心臓や心臓移植の研究から臨床応用が進められてきました。

人工心臓には、自然心臓を摘出してとりかえる「全置換型人工心臓」と、自然心臓を残してその近くに設置して機能の100%までの代行を行なう「補助人工心臓」があります。現状では植え込み携帯型の補助人工心臓の開発・臨床応用が主に行なわれています。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。