大腸がんの新しい抑制遺伝子を発見

シンガポール国立大学の伊藤嘉明教授らの研究グループは9日までに、大腸がんの新しい抑制遺伝子を発見したと発表した。同日発行の米科学誌「キャンサー・セル」に掲載される。
この遺伝子は修復可能で、修復後はがん細胞の多くが死滅することがあるという。近い将来、早期発見に向けた検査試薬などを開発できるとしている。

大腸がんの抑制遺伝子は従来「APC」が知られていた。伊藤教授らは細胞増殖にかかわる「RUNX3」を加えた両遺伝子が大腸がんの発症や進行を抑える可能性があることを突き止めた。(NIKKEI NET)

大腸がん
その形態によって腺がんと表在性のがんに分けられます。大腸がんの90〜95%を占めるのは、粘膜層の腸腺に発生する腺がんです。これは、大腸の内側にできるポリープ(良性腫瘍)の一部ががん化し、腸壁の内部まで浸潤していくものです。

このタイプの大腸がんは比較的発見が容易です。またポリープががんに変化するまでには何年もかかるため、ポリープのうちに切除すれば、がんを予防することができます。

これに対し、もう一方の表在性のがんは、初めから粘膜表面にそってがん病巣が広がります。そして、腸壁の内部に広がったり腸の外側へ飛び出したりしないため、通常の造影剤を用いたエックス線撮影などでは発見しにくく、進展するまで気づかないこともあります。しかし近年、大腸がんの検査技術は急速に進歩しており、初期がんでも発見率が上昇しています。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。