システムの不具合で159人がドナー登録されず:移植推進財団と日赤

骨髄移植推進財団日本赤十字社は、骨髄移植を希望する患者と骨髄の提供希望者(ドナー候補者)の情報を管理するコンピューターシステムの不具合や入力ミスで、2006年6月から今年8月にかけ、希望者計159人がドナー登録されていなかったと発表した。

財団と日赤は、患者は、より条件の良いドナー候補者が見つかって移植を受けるなどしており影響はなかったとしているが、「影響が出た可能性は十分あった。ご心配をかけ深くおわびする」としている。

通常は、財団で患者とドナーが適合するかを調べる作業が終わると、ドナーの情報は日赤のデータベースに再登録される。だが作業終了情報を財団から日赤に送信する際、たまたまほかの情報処理が重なると、日赤側に再登録情報が届かなくなっていたという。(shikoku.news)

骨髄移植について
白血病や再生不良性貧血などの病気では骨髄移植を行なうことがあります。
これは、薬剤や放射線を使って、異常な造血幹細胞を死滅させ、その後にドナーの造血幹細胞を含む骨髄液を、患者の血管に注入するものです。

拒絶反応を防ぐために、ドナーと患者のHLAという、白血球の型が一致していることが必要ですが、血縁者に適合者がいなければ、骨髄バンクから骨髄の提供を受けることになります。

移植後2〜3週間すると、健康な造血幹細胞が骨髄に定着し、血球をつくるようになります。一方で、感染症や合併症の心配もあります。ドナーのリンパ球が、患者の体内で増殖して攻撃する免疫反応(GVH反応)もその一つですが、これは免疫抑制剤を使うことによって、ある程度コントロールすることが可能です。

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