スタチンの発見者・遠藤章氏がラスカー賞を受賞

血液中のコレステロールを下げる特効薬のもとになる物質「スタチン」を発見した遠藤章・東京農工大名誉教授が、米国で最も権威がある医学賞「ラスカー賞」の臨床医学部門の受賞者に選ばれた。米ラスカー財団が13日発表した。

遠藤章さん

遠藤さんは、東北大を卒業後、製薬会社「三共」に入社した。カビを中心に6千種類の微生物を調べ、73年、コメの青カビが作り出すスタチンを初めて発見した。動物実験で血中のコレステロールの値を下げることを確認した。スタチンは、安全性確認の段階で何度も開発中止の危機に見舞われたが、87年に米国の製薬会社メルクがスタチンの商品化に成功した。その後、三共なども続いた。

現在では、高脂血症や心筋梗塞、脳卒中などの治療・予防薬として世界100カ国以上で販売され、3千万人が服用し、世界で最も使用されている薬といわれる。(asahi.com)

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