神経芽腫の原因遺伝子を発見:東大研究グループ

小児がんの一種で、患者の約3割は治療が難しいとされる神経芽腫の原因遺伝子を東大医学部の研究グループが発見した。この遺伝子がつくる酵素の働きを抑えることで、新たな治療法の開発が期待できるという。16日付の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

研究グループは患者215人のゲノム(全遺伝情報)を分析。そのうち18人で、細胞の増殖にかかわる遺伝子が変異したり、通常の数十倍にコピーされて増えたりして、神経のもとになる細胞をがん化させ、神経芽腫を引き起こしたことを突き止めた。

詳しく調べたところ、この遺伝子がつくる酵素が異常に活性化していることが判明。酵素の働きを阻害すれば、治療が難しい患者の約3割で症状の改善が期待できるという。(Sankei.web)

神経芽腫
子供特有のがんで白血病についで多い病気です。神経芽細胞とは発達途中の未熟な神経細胞のことで、交感神経の未熟な細胞ががん化するもので、がん化する遺伝子が増え続けるときに発生すると言われてきました。

初期のうちから転移しやすく、骨、肝臓、リンパ節、皮膚など、転移した部分から発見されることもあります。二歳までに発見されると治癒率が高く、特に一歳以前に発見されると予後が良好で完治も可能とされています。

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