新規のエイズウイルス(HIV)感染者・患者の合計が過去最多

厚生労働省エイズ動向委員会(委員長=岩本愛吉・東京大教授)は、3か月ごとに公表される、新規のエイズウイルス(HIV)感染者・患者の合計が413人と過去最多を記録したと発表した。患者・感染者の累計は1985年の統計開始以来、1万5000人を突破した。

今回発表されたのは、6月30日〜9月28日までに報告された新規感染者・患者数。感染者数は294人(男性282人、女性12人)と過去最高。年齢別にみると30歳代が116人、20歳代が83人と多く、同性間の性的接触による感染が211人(72%)と最多だった。また、新たにエイズを発症して患者と認められた人は119人で、2004年同期に次ぐ過去2位を記録した。

感染、患者数の累計は1万5037人。岩本委員長は「感染の広がりと検査件数の増加で、新規感染者が増えている。早期治療、感染拡大防止のためにも検査や、予防に関する普及啓発に努める必要がある」と話している。(YOMIURI ONLINE)

エイズ / HIV感染症
エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染によって起こり、慢性的に経過する病気です。HIVに感染するとリンパ球の機能が障害され、免疫力が低下・崩壊するため、さまざまな感染症や悪性腫瘍など治りにくい病気が起こってきます。

かつては非加熱製剤の輸血も原因の一つでしたが、現在、感染源は患者やキャリアの血液、精液、唾液、膣分泌物、母乳です。しかし、大多数は性行為による感染であり、それ以外の日常生活では感染することはありません。

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