補助人工心臓の治験中に脂肪:国立循環器病センター

国立循環器病センターで臨床試験(治験)中の補助人工心臓を装着した少年が約2週間後に心肺停止となり、重い脳障害を負って死亡していたことが分かった。同センターによると、少年は心筋の働きが落ちて心臓が肥大化する「拡張型心筋症」と診断され、昨年春にセンターに入院。未承認の補助人工心臓「エバハート」の治験に本人が同意した。

装着手術の約2週間後に容体が急変。一時、心肺停止となり緊急手術が実施されたが、脳に重いダメージを受け、意識不明のまま約1年後の今年春に死亡した。センター側は、少年が意識不明となってからも家族に治験の継続を勧め、家族の代理承諾で少年が死亡するまで治験を続けていた。

エバハートを開発したサンメディカル技術研究所によると、治験は2005年5月から今年8月までに東京女子医大病院埼玉医科大など5施設で計18人に実施し、これまで5人が死亡。6カ月生存率は89%、1年生存率83%で、承認申請を近くする予定という。(47NEWS)

人口心臓
心臓の機能が著しく低下し、内科的あるいは外科的治療に反応しない重症の心不全になると、心臓機能の機械的な補助や置換が必要となります。このため、人工心臓や心臓移植の研究から臨床応用が進められてきました。

人工心臓には、自然心臓を摘出してとりかえる「全置換型人工心臓」と、自然心臓を残してその近くに設置して機能の100%までの代行を行なう「補助人工心臓」があります。現状では植え込み携帯型の補助人工心臓の開発・臨床応用が主に行なわれています。

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