簡易尿検査でも男性のクラミジア感染判定が可能に:英研究

「迅速検査法」と呼ばれる簡単な尿検査により、男性のクラミジア感染症を早期に発見し、セックスによるパートナーへの感染リスクを軽減できることが、英国の研究グループによって報告された。英国医師会誌「BMJ」オンライン版に7月28日掲載された。

従来のPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法に代表されるの核酸増幅検査では技術的に複雑なうえに、高コスト、さらに検査結果が出るまでに数日が必要であったことから、パートナーへの伝播リスクをそのまま放置してしまうという欠点があった。

ケンブリッジ大学のヘレン・リー博士が開発した尿による簡易検査は高い感受性(82.6%)および特異性(98.5%)が認められ、かつ1時間以内に結果を得ることができるので、クラミジアの感染が分かったその場で治療を開始することができる。

クラミジアは抗生物質で簡単に治療できるが、放置していると女性では不妊症および子宮外妊娠などの妊娠や出産に影響を与える合併症を引き起こす可能性があるほか、近年の研究ではクラミジア感染症が不妊症の原因となることが明らかになっている。

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