開業医と勤務医の所得格差を縮小へ:診療報酬改定

長妻昭厚生労働相は3日のテレビ朝日番組で、2010年度の診療報酬改定に関し「どの医者も大変だが、勤務医にさらに着目した対策が必要だ」と指摘し、勤務医への配分を手厚くすることで、開業医と勤務医の所得格差を解消すべきだとの考えを強調した。

08年度の医師の年収は、開業医である一般診療所の院長は平均2522万円で、病院勤務医の同1450万円の約1.7倍。導入を予定している「年金通帳」については、通帳に印字可能な現金自動預払機(ATM)の設置が必要だとした上で、「全国の社会保険事務所だけでは足りない。既にATMがある郵便局のネットワークと連動させたい」と述べた。(河北新報)

診療報酬改定
08年度診療報酬の改定率は、医師らの技術料にあたる本体部分が8年ぶりにプラスに転じ、0.38%の引き上げとなりました。広範にわたる改定項目の中で特徴的なことは、まず疲労する勤務医の負担減策を講じたこと、それを踏まえつつ病院は入院、診療所は外来という機能分化を一層進める点数設定になったことです。

勤務医対策では、医師の事務作業を補助する職員「医療クラーク」に対する加算、診療所での夜間・早朝などの診療を評価した加算を新設しました。また、社会問題となっている医師不足は、診療所でなく病院で顕著なことから、診療所向けの財源のシフトも行われました。

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