第一三共は29日、血圧降下剤(降圧剤)「ベニカー」(日本製品名はオルメテック)に別の降圧剤を加えた配合剤「CS―8663」(開発番号)の販売承認を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。
承認取得後、2007年度中の発売を見込む。ベニカーだけの単剤と合わせ、10億ドル(約1150億円)以上の売り上げを目指す。
配合剤は「アンジオテンシン2拮抗剤(ARB)」と呼ぶ種類のベニカーに、「カルシウム拮抗剤」という別の種類の降圧剤「ベシル酸アムロジピン」(一般名)を合わせた。アムロジピンは米ファイザーの製品だが、07年9月に独占販売期間が終了する。
配合剤は血圧を下げる効果が一段と高いとしている。米国では配合剤がARBの主流になりつつある。第一三共は重症の患者には配合剤を薦めるなど、単剤と対象をすみ分けて販売していく計画だ。





