地域のがん治療の中心となる「がん診療連携拠点病院」について、厚生労働省の検討会は27日、これまで拠点病院が一つもない「空白県」だった秋田、兵庫の2県を含む36道府県計118病院の指定を承認した。来年1月にも厚労相が正式に指定する。拠点病院は全国で計286カ所となる。
検討会は、36道府県から申請があった130病院について審議した。承認された118病院から更新分などを除くと、新たに107のがん拠点病院が増えることになる。
がん拠点病院は、全国どこでも質の高いがん治療を受けられることを目標に、厚労省が01年度から整備している。緩和ケアや院内がん登録など一定要件を満たしていることが条件。
厚労省は、全国約370の「2次医療圏」に最低1カ所ずつ拠点病院を設置するよう都道府県に求めている。

