低用量経口避妊薬・ピルの使用率=1.8%:副作用を心配

低用量経口避妊薬・ピルの服用者が女性のわずか1・8%にとどまることが厚生労働省研究班(主任研究者・武谷雄二東大教授)が実施した調査でわかった。 低用量ピルは、二つの女性ホルモンを合わせた錠剤だ。連続して服用すれば、排卵を抑制できる。飲み忘れがない場合の失敗率は0・3%で、コンドーム(2%)に比べ効果が高い。

調査は性についての意識や行動を知るため、昨年11月に無作為抽出した男女3000人(16〜49歳)を対象に実施、1409人から回答を得た。

低用量ピルの使用についての質問では、「すでに使っている」が1・8%で、その6割は、月経痛や子宮内膜症の症状改善、にきび治療、貧血予防など避妊以外の効果が目的だった。

2005年の国連データでは、全世界で避妊を目的に低用量ピルを使う女性は7・5%。先進国では15・9%にのぼり、国内の利用状況との差がくっきり現れた。

「使いたくない」と回答した女性の半数が理由を、「(吐き気や頭痛など)副作用が心配」としていた。

調査をまとめた日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫さんは、「低用量ピルは避妊以外にも効果がある有用な薬。薬を正しく理解すれば、恩恵を受ける女性はもっといるはず」と話している。

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