麻疹(はしか)流行で抗体検査試薬が不足

関東地方を中心とする麻疹(はしか)の流行で、ワクチン接種が必要かどうかを見極める抗体検査が、試薬の不足から実施困難になっていることが26日分かった。

ワクチンが不足する事態に備え、厚生労働省は18日、全国の医療機関に、抗体検査の実施で、ワクチン接種が本当に必要な人を見極めるよう通知したばかり。思わぬ伏兵で出だしからつまずいた形だ。

試薬が不足しているのは「HI法」と呼ばれる検査法。使い勝手が良く、最も広く利用されている検査法だが、製造にミドリザルの血液を利用しており、殺到する検査依頼に供給が追いつかなくなった。

はしかの検査で国内最大手のエスアールエル(東京)は25日、HI法での検査の一時中断を医療機関に通知した。同社によると、同業他社も既にほぼ同様の措置を取っているという。ほかにも検査方法はあるが、HI法に比べ日数がかかるという欠点がある。(Shikoku news)

はしか(麻疹)について
はしか(麻疹)は発熱・発疹・咳を主症状とする急性の感染症で、39〜40度の高熱が続く重い病気です。うつる力も強く注意が必要です。ウイルスの潜伏期間は約11日。飛沫感染します。予防接種を受けていない子供がはしかの子供と接触した場合、3〜4日以内にガンマグロブリンの注射をうければ発病を防ぐことができます。

はしか(麻疹)の症状
はじめに熱・咳・鼻水・目やになど通常の風邪と同じ症状が出ます。この時期にははしかと診断する事はできません。4日目位に一度熱が下がりますが、半日から1日後に高熱とともに発疹がでます。はしかはほぼ円形の紅い斑点で5mmくらい。顔からはじまり全身へと広がっていきます。かゆみはありません。約5日くらいで熱もさがり、発疹も消えてきます。