コンタクトレンズ保存液で角膜炎に:約60万本を自主回収へ

コンタクトレンズ輸入販売業「エイエムオー・ジャパン」(東京都)は1日、米国製の消毒・保存液「コンプリートアミノモイスト」約60万本を自主回収すると発表した。米疾病対策センター(CDC)が、重い角膜障害を引き起こす「アカントアメーバ角膜炎」の患者に同製品の使用者が多いと公表したため。国内の被害報告はないという。

コンプリートアミノモイスト

同社によると、この消毒・保存液は06年5月から14種類、約270万本が出荷された。まだ在庫などとして残ると推測される約60万本が回収対象になる。

CDCは5月25日、05年以降にこの角膜炎を発症した患者46人を調べたところ21人が同製品を使っていたと発表。因果関係は調査中だが、米の親会社は同日、自主回収を始めた。この角膜炎は不潔なコンタクトレンズなどがもとで発症する場合が多く、まれに失明することもあるという。(asahi.com)

アカントアメーバ角膜炎とは?
アカントアメーバは、水、土壌、下水システム、冷却塔、冷暖房/換気システムなどに生息するものです。アカントアメーバ角膜炎は、非常に稀ですが、重篤な角膜障害です。
アカントアメーバ角膜炎は、通常、例えば一般の水道水で洗ったり自家製の液で洗浄をしたりするなどコンタクトレンズの保管方法、取り扱い、また消毒を正しくおこなっていない方、レンズを装用中に水泳したり、温水の浴槽、シャワーを使用したり、汚染された水に接触した方、角膜に小さな傷があったりする方、角膜外傷を以前かかられた方、といった人に起こることがあります。
米疾病対策センター(CDC)によれば、米国でのアカントアメーバ角膜炎の発症率は、100万人のコンタクトレンズユーザーに対して、約1〜2例と推測されています。



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