グラクソ・スミスクラインは、グループの世界の主力製品である喘息治療配合剤「アドエア100ディスカス」「アドエア250ディスカス」「アドエア500ディスカス」(一般名:サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル ドライパウダーインヘラー)の販売を開始した。
「アドエア」は、気管支拡張作用を持つ長時間作用性吸入β2刺激薬(サルメテロールキシナホ酸塩)と抗炎症作用を持つ吸入ステロイド薬(フルチカゾンプロピオン酸エステル)をひとつの吸入器具におさめた配合剤。
一定量のサルメテロールキシナホ酸塩に対して、3種の異なる用量のフルチカゾンプロピオン酸エステルを含有した製品があり、症状に応じて最適な組み合わせが選択できる。
海外44カ国で約3,500人の喘息患者を対象に実施された大規模臨床試験では、本剤による継続的な治療によって75%の患者が「良好な喘息コントロール」を達成したとしている。
「アドエア」は、海外では1998年に欧州で承認されて以来、「Seretide」や「Advair」の製品名で、喘息およびCOPDの治療薬として既に120カ国以上で使用されている。
アドエアの特徴
- 気管支喘息の病態である気道の“炎症”と“狭窄”の両方に効果を発揮する。
- サルメテロールとフルチカゾンプロピオン酸エステルは相互に作用し、相乗作用を示す。
- 軽症から重症まで多くの患者で1剤による喘息コントロールの達成および維持が期待できる。
- 投与1日目から優れた呼吸機能改善効果を示します。
- 操作が簡便な吸入剤であり、100、250、500の3用量があるため、1剤で幅広い患者への治療が期待でる。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?
肺で酸素と二酸化炭素を交換する小さな袋「肺胞」が壊れる肺気腫と、太い気管支に起きる慢性気管支炎の2つを合わせた呼び名です。
どちらも肺に炎症が生じ、慢性的な呼吸困難から、運動など日常生活にも様々な制約を受けます。
患者のほとんどが喫煙者であるため、「たばこ病」とも言われています。
患者数は多く、40歳以上の8・5%にあたる530万人と推定されています。しかし、実際に治療を受けているのは22万人ほどにとどまり、病気が十分に認識されていないのが現状です。
COPDは、1度壊れた肺は元に戻らないため「治療法のない病気」というイメージもありましたが、近年、新たな治療指針がまとまり、呼吸を楽にして快適な生活を送るための手だてが増えてきています。1日1回の吸入で効果が続くタイプの薬が認可され、利便性も高まりました。





