あなたの睡眠状態は何点?:タニタが睡眠計測システムを開発

体組成計や体重計最大手のタニタは、太田総合病院太田睡眠科学センター(神奈川県)と共同で、睡眠の状態を評価して表示する睡眠計測システム「SLPモニター」を開発し、25日から発売すると発表した。医療機関や介護施設、運輸業界などを中心に売り込み、初年度300台の販売を目指す。

日本では5人に1人の割合で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)といった睡眠障害で悩みを抱えているとされる。しかし、睡眠障害にかかわる検査(参照:アプノモニター検査)は、費用が高いうえ、身体を拘束したり、体全体に電極を取り付けたりするため、検査に二の足を踏む患者は少なくなかった。

今回開発したSLPモニターは、コントローラーとセンサー付きマットで構成され、このマットを寝具の下に敷き、横になって眠るだけで睡眠状態が計れる。このため、通常の就寝状態で誰もが気軽に睡眠状態を計測できる。

マットに組み込んだセンサーが脈拍数や呼吸数、体の動きなどを検出。その検出したデータは、4段階のステージグラフで表示する。また、睡眠時間や寝つくまでの時間、途中で目覚めた回数などの情報を加味して睡眠の質を統計的に算出する。

検査結果は検査対象者にもわかりやすいように点数で評価する。100点満点で、100〜51点を「平均的な睡眠」、50〜0点を「改善の余地あり」と判断されるという。価格は1台52万5000円。

SLPモニターは、医療機器ではないため、睡眠障害の診断には使用できない。
しかし、通常の就寝時のようにリラックスした状態で検査できるため、検査時の負担がかからない。タニタは、気軽に検査をアピールポイントに、認知度アップに努める考えだ。(Fuji Sankei Business)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状
強い眠気、抑うつ、頻回の中途覚醒、集中力の低下、(家族などが気づく)睡眠時の呼吸の停止、(家族などが気づく)大きないびき・・・など

家族などの同居者がいない場合、この病気の発見は遅れます。特に自覚症状が弱い場合は誰にも発見されないため、その状態が徐々に悪化して深刻な問題を起こしてしまいます。

また、同居者がいてもこの病気に関する情報を持っていなければ、単に「いびきをかきやすい性質」としか認識されず、治療開始が遅れることもありえます。

睡眠時無呼吸症候群に特有のいびきは、普通の「グーグー」といった、音の長いものではなく、「…(無音の後)グワバッ!」という衝撃の伴うような特徴を持っています。これはその直前まで呼吸をしていないことを示しており、危険な状態といえます。

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