C型肝炎のインターフェロン治療を全額助成へ

与党の肝炎対策プロジェクトチーム(川崎二郎座長)は、C型肝炎に有効なインターフェロン治療について、患者が負担している治療費を国が全額助成するべきだとの方針で一致した。必要経費を来年度予算に盛り込むよう政府に働き掛ける。

C型肝炎のインターフェロン治療費助成は東京都が今年10月からの実施を決めており、川崎座長は「(肝炎ウイルス除去の)治療効果が明確になっている」と説明。
B型肝炎や肝がんの患者に対する治療費助成についても「今後検討していく」と述べた。

インターフェロンは他の薬と併用すれば肝炎ウイルスを除去する効果があり、1年間継続投与すればB型肝炎の約4割、C型肝炎の約6割が完治するとされている。(Shikoku news)

C型肝炎について
C型肝炎は、感染した人の約3/4がキャリア(肝炎を発症しないでウイルスが持続的に存在している状態)になり、そのまた3/4の人がウイルスを退治しきれずにC型慢性肝炎になります。
慢性肝炎では症状がみられないことが多く、肝炎が悪化したときに、だるさ、食欲不振、軽い黄疸などがみられ、その状態を繰り返します。
慢性肝炎の中の約半数が肝硬変へと進み、その一部に肝臓がんが発生します。

C型肝炎ウイルスの感染の有無は、スクリーニング検査としてHCV抗体を調べます。
C型肝炎ウイルスに感染していることが確定したら、次に病気がどのレベルまで達しているかを調べることが大切です。
各種血液検査、腹部超音波検査、CT検査が有用ですが、さらに肝臓そのものを見る腹腔鏡検査や肝臓の組織を見る肝生検で、より正確な肝臓の状態を把握することができます。