非配偶者間の体外受精:日本産科婦人科学会が見送り要請へ

友人や姉妹から提供された卵子を使う非配偶者間の体外受精を不妊クリニックの団体が計画している問題で、日本産科婦人科学会の倫理委員会は、政府の要請を受けて生殖補助医療のルールづくりを検討している日本学術会議が来年1月に結論を出すまで、実施を見送るよう要請する方針を決めた。

体外受精

計画しているのは、全国21の不妊クリニックでつくる「日本生殖補助医療標準化機関(JISART)」。第三者からの卵子提供以外に妊娠の可能性のない夫婦2組に対し、友人や姉妹から提供された卵子と、夫の精子とを体外受精させて、妻の子宮に戻す。

同学会は、会告(指針)で体外受精を「夫婦間に限る」としているが、JISARTが今年6月、計画を認めるよう申請してきた。

第三者から卵子の提供を受けた体外受精はすでに、長野県の根津八紘医師が今年7月、111組に行ったと明らかにしたが、事前に同学会に申請してきたのは、JISARTが初めて。(YOMIURI ONLINE)

体外受精とは?
卵巣から取り出した卵子と、精子を体外で受精させる生殖医療の手法。卵管の機能上の問題や精子の運動性の問題がある時などに用いられます。
微細な管で卵子に精子を注入する顕微授精は体外受精の一種です。国内で体外受精によって生まれた子供は10万人を超え、生殖医療の現場では一般的な技術になっています。
記事内にもあるように、日本産科婦人科学会は『体外受精は夫婦間に限る』という指針を発表しています。

関連記事:体外受精で子宮に戻す受精卵を2個以下へ:日本産科婦人科学会



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