日立製作所は、メタボリックシンドロームの特定健康診査に必要な8項目の血液検査ができる卓上型自動血液分析装置「メタボライザー 日立クリニカルアナライザーM40」を2発売する。
昨年発売した機種と比べ、新たにHbA1c、LDL-C(いわゆる悪玉コレステロール)、NH3を加え、生化学項目+CRPの23項目が測定可能となった。また、処理能力も4倍になった。
分析にウエットケミストリー方式を採用し信頼性の高い検査の結果が得られる。
診療の場で検査結果が得られるので、外来迅速検体検査加算も可能としている。
メタボリックの特定健康診査・保健指導が40〜74歳の健康保険加入者を対象に来年4月から始まるため、小規模な医療機関での検査需要が増えると予想。2008年度は国内で200台の販売を目指す。(asahi.com)
特定健康診査に必要な8項目の血液検査
- 血糖検査…空腹時血糖またはHbA1c
- 脂質検査…TG(中性脂肪)、HDL-C、LDL-C
- 肝機能検査…GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP
メタボリック症候群
生活習慣病には高血圧、糖尿病、高脂血症などがあります。これらの疾患は内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリック症候群といいます。
高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されています。
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