すべての大阪府立高校でAED(自動体外式除細動器)の実習

一時的な心停止患者に対して簡単に救命措置ができる医療機器AED(自動体外式除細動器)の使い方を学ぶ授業を、大阪府教委が来年度から全府立高校に取り入れることが分かった。

AEDの画像です

厚労省や府教委によると、AEDは心臓発作や急性心不全などの場合、電気ショックを与えて心臓を正常な動きに戻す機械で、平成16年7月に医者や救急救命士以外でも使用できるようになった。
全国の交通機関や公共施設、学校などで配備されており、府教委では17年度から府立高校や養護学校などで導入を開始。

授業では、新たに練習用機器を購入する予定で、初年度は主に卒業を控えた3年生を対象にするが、将来は全員に広げたいとしている。保健体育の授業やホームルームなどで実施する。(MSN産経)

AED(自動体外式除細動器)について
AEDは、高性能の心電図解析装置を内蔵した医療機器です。「突然の心停止」では多くの場合、心室細動という心臓の筋肉の細かいけいれんになります。

けいれんを抑えるには、できるだけ早く心臓に強い電流でショックをかけて心臓のリズムを元に戻さなくてはなりません。これを「除細動」といいます。
心停止から除細動までの時間はその後の生存率に大きく影響し、1分経過するごとに生存率が7〜10%低下していきます。

そこで、心停止した人に対して、現場で直ちに除細動の治療を行えるようにしたのが、AEDです。AEDは、電源を入れて電極パットを貼ると、自動的に心電図を解析して、電気ショックを行うべきか否かの指示を出します。その後は指示に従って操作すれば、迅速に電気的除細動が行えます。

メモ
これは非常によい試みではないでしょうか?僕たちの世代は、高校で心臓マッサージの仕方を年に1回講習で学んでいましたが、あれって下手すると肋骨や胸骨が折れたりするんですよね。
有名な事例だと、救急救命士が心肺停止の女性に心臓マッサージをした際、折れた肋骨が心臓に突き刺さって亡くなり、訴えられるということもありました。

一般の人だと、心臓マッサージの知識はあれども、いざというときに「万が一の際の責任」が頭をよぎり、二の足を踏みそうな感じだったんですが、AEDならほとんど自動ですからね。

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