田辺三菱製薬が誕生:海外事業の展開を加速へ

田辺製薬と三菱ウェルファーマの合併により、田辺三菱製薬が1日発足した。国内市場は頭打ちの中、合併で強化される両社の経営基盤と創薬力を生かし海外事業の展開を加速する。
後発医薬品事業への参入と、三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下での個別化医療の提供で、事業拡大を狙う。葉山夏樹社長は「医薬品産業は競争力が急務。新会社では国際創薬企業を目指す」との抱負を語った。

田辺三菱製薬が発足

田辺三菱は国内製薬5位の新会社として出発するが、課題は創薬力にある。合併で体力をつけても、創薬力が強化し新薬の数に結びつくとは言い切れない。
三菱ケミカルHDが「さらなる合併が必要」としているように、今後は中堅クラスとのさらなる合併を模索していく必要がある。(日刊工業新聞)

後発医薬品について
薬は、長い年月と多額の費用をかけて開発され、臨床試験などを経て有効性と安全性が認められたものだけが、医薬品として利用されています。

その薬を開発した製薬メーカーが特許を取れば、製造や販売を独占できるわけですが、特許期限は20〜25年で、それを過ぎるとほかの製薬メーカーでも同じような薬を製造、販売することが認められています。

この後発医薬品のうち、医療用医薬品(医師が処方する薬です)をジェネリック薬品と呼んでいます。成分、品質、効果ともほぼ同じでありながら、開発費用がかからないので、価格を安く抑えられるのが大きな利点です。
欧米の医療機関では早くからジェネリック薬品が使用されており、5割以上を占めるとされています。

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