人工透析患者の増加を受け初の対策会議:厚生労働省

人工透析患者の増加に歯止めをかける方策を探る厚生労働省の検討会初会合が1日、東京・霞が関で開かれ、慢性腎疾患を適切に治療し末期腎不全への進行を防ぐために、地域のかかりつけ医と専門医をどう連携させるかなどについて、来年春までに報告書をまとめることを決めた。

人工透析について

同省によると、国内の透析患者は昨年末時点で約26万人で、毎年約1万人ずつ増えている。1人の透析にかかる医療費は年間約500万円。健康保険などの適用で患者本人の負担は大きくないが、全体の医療費は年間約1兆3000億円になる。

慢性腎疾患は、尿中のタンパク質や腎機能の低下が診断の目安。軽い段階では自覚症状が乏しく本人も気付かないことが多いが、重くなると心血管疾患のリスクも高まり、末期腎不全になれば人工透析が必要となる。(shikoku.news)

人工透析(血液浄化療法)について
血液透析(HD)…血液を体外に導き出し、人工腎臓(透析器)を通して浄化してから体内に戻します。血液が半透膜の透析液に接している間に余分な水分や有害物質が除去されて、電解質のバランスがよくなります。1回4〜5時間で、週2〜3回行います。

持続腹膜透析(CAPD)…腹膜が半透膜であることを利用し、腹膜の中に透析液を注入して血液浄化を行います。近年、連続性携帯腹膜灌流という方法が開発され、透析液の入ったバッグを身につけることで、自宅や職場での透析が可能になっています。

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