椎間板ヘルニアの原因遺伝子を特定:理化学研究所

国内で100万人以上が悩まされているとされる椎間板ヘルニアの原因遺伝子の一つを、理化学研究所慶応大学などの研究チームが特定した。椎間板ヘルニアの発症への関与が判明した遺伝子は二つ目で、予防や治療法の開発につながると期待される。

椎間板ヘルニアの原因遺伝子について

椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間でクッションの役割を果たす椎間板が変形し、神経を圧迫して腰痛や座骨神経痛を引き起こす病気。

同研究所遺伝子多型研究センターの池川志郎チームリーダーらは、患者と正常な人それぞれ約900人ずつの遺伝子を統計学的に調べた。その結果、COL11A1と呼ばれる遺伝子の差異によって、発症の可能性が最大1.4倍高まることが分かった。
COL11A1は、椎間板を正常に保つ働きのある11型コラーゲン(繊維状たんぱく質)を作る遺伝子で、実際に患者の椎間板では11型コラーゲンが減少していることも確認した。(毎日新聞)

椎間板ヘルニアについて
脊椎の骨(椎体)と骨の間にある椎間板が、押し出されて、首や腰、手足などに痛みや痺れなどの症状が現れてくる病気です。椎間板は、背骨に加わる衝撃を和らげるクッションの役目を果たしていますが、年齢とともに弾力がなくなると、繰り返し負担がかかったり無理な姿勢をとることで、まわりの線維輪に亀裂が入り、中の髄核が押し出されてくることがあります。

椎間板が飛び出ただけでは、あまり症状は出ませんが、椎間板は靱帯が弱く、抵抗の少ない後方や斜め後ろに出てくることが多く、飛び出した髄核が、そこに走る脊髄や神経根を圧迫するようになると、首や腰、手足に痺れが現れてきます。
主に腰椎や頚椎に起こり、神経症状が出てはじめて、椎間板ヘルニアと診断されます。

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