コーヒーで膵臓がんのリスクが低下:厚生労働省研究班

コーヒーを多く飲む男性ほど、膵臓がんになるリスクが低いことが、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の大規模疫学調査で分かった。横浜市で開かれた日本がん学会で発表した。

飲みすぎは胃に負担をかけ逆効果です

コーヒーは膵臓がんのリスクを高めるとの報告が1980年代に米国であり、その後ほぼ否定されたものの、一致した結果は出ていない。

研究班は90年から93年にかけて、全国10地域の40〜69歳の男女約10万人の生活習慣などを調査し、2002年末まで追跡した。
この間に233人(男性135人、女性98人)が膵臓がんになった。男女別にコーヒーの摂取頻度で5グループに分け、膵臓がんリスクを比較したところ、男性は摂取が多いほどリスクが低く、1日3杯以上のグループはほとんど飲まないグループの0.6倍だった。女性ではこうした傾向は見られなかった。

また、抗酸化作用でがん予防の可能性が示唆される緑茶でも同様に5グループに分けて分析したが、男女とも摂取量とリスクとの間に関連が見られなかった。(時事通信)

膵臓がんについて
膵臓がんは、膵頭部にできるものが最も多く、全体の約7〜8割を占めます。すい臓の周囲には重要な臓器や血管が多いため手術は困難で、死亡率の高いがんといえます。

かつてはあまり多い病気ではありませんでしたが、近年は食生活の欧米化に加えて、診断技術の進歩によりすい臓がんと診断される患者さんが増え、増加の一途にあります。

初期にはほとんど自覚症状はありませんが、症状として最も多いのは、上腹部の不快感と痛みです。進行すると食欲不振や体重減少、全身の倦怠感などもみられるようになり、黄疸も出てきます。

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