食物アレルギーの原因タンパクを一括検査:DNAチップを応用

わずかな量の血液や唾液で、複数の食物に対するアレルギー反応の起きやすさを一度に調べることができる検査用チップを、徳島大の木戸博教授(応用分子酵素学)らが開発した。

食物アレルギーの検査用チップについて

食物ごとに反応を1つ1つ調べていく従来の検査法に比べ、はるかに簡便で、患者負担が少なくて済むのが特徴。医薬品メーカーと共同で、来年度の実用化を目指す。

遺伝子検査に広く使われるDNAチップを応用。卵やソバなどアレルギー反応の原因となるタンパク質の小断片を3ミリ四方のチップに64個並べた。患者の血液や唾液を垂らすと蛍光発色し、体に合わない食物が一目で分かる仕組み。

血液の場合、従来の検査法よりはるかに少ない1000分の1ミリリットル程度で十分。量産化により費用も安くなると期待される。(shikoku.news)

食物アレルギーについて
人によっては、消化吸収されて体内に入った特定の食物が異物(抗原)となって、それに対して抗体がつくられてしまいます。次にその食物が入ってくると過剰な反応が起きます。

抗原はさまざまなものがありますが、代表的なものには卵やマヨネーズ、牛乳やバターなどの乳製品や大豆やそばなどがあります。食品中にサリチル酸塩を含むトマト、きゅうり、りんごなどの野菜や果物などでも起きることがあります。
また、ヒスタミンのようなアレルギー誘発物質を含む鯖やタケノコなどの食品でも起きることがあります。

普通症状は食後数時間、早ければ数分以内で出ますが、数日かかることもあります。また、胃痛、吐き気、嘔吐、発熱があり、じんましんやかゆみ、あるいは頭痛、めまいがあります。時にはアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。

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