初の子宮頸がん治療指針:日本婦人科腫瘍学会

日本婦人科腫瘍学会は、初の子宮頸がん治療指針をまとめ、発表した。従来は手術中心だった治療法に、新たに放射線治療を選択肢として加えた点が特徴だ。

子宮頸がんの治療指針について

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、近年20〜30歳代の若い女性に増える傾向にある。1b期から2期のやや進行したがんの場合、日本では手術が中心だが、欧米では、手術ではなく放射線治療が推奨されている。
治療指針は、放射線治療について「手術と生存率の差は認められず、根治を目指すことも可能」として、治療の選択肢に初めて明確に位置づけ、手術と両論併記の形とした。(YOMIURI ONLINE)

子宮頸がんについて
子宮の頚部にできるもので、子宮がん全体の約65%を占めるほど発生率の高いがんです。
初期は無症状のこともありますが、不正性器出血、おりものがみられます。進行すると出血が持続的になり、おりものも膿性になり悪臭を伴います。さらに進行すると、骨盤の神経が置かされて腰痛が起こったり、膀胱や直腸に広がって排尿困難が生じるようになります。

子宮頸がんの診断は、まず細胞診を行ないます。面貌などで子宮頚部の細胞を擦り取って、がん細胞の有無を調べます。異常があれば、コルポスコープ(膣拡大鏡)で観察し、頚部の一部を採取して組織を調べます。この段階で、どの程度進行しているかなどがわかります。

出産を希望する人、妊娠中で早期がんの人には、子宮頚部だけを円錐状に切り取って子宮を保存する方法(円錐切除術)が用いられます。

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