加齢黄斑変性症の治療薬「ルセンティス」:製造販売承認を申請

スイス系製薬会社ノバルティスファーマは、高齢者に多い難治性の目の病気「加齢黄斑変性症」の治療薬「ルセンティス」(製品名)の製造販売承認を申請したと発表した。
この病気は光や色を識別するセンサーである網膜から異常に血管が枝分かれし、網膜の機能が衰えて視力が弱る。ルセンティスは異常な血管の成長を防ぐ効果があるという。

加齢黄斑変性症

ルセンティスは「VEGF」と呼ぶ物質に結びついて血管の異常な成長を抑える抗体の働きを使った医薬品で、眼球に注射して投与する。加齢黄斑変性症は50歳以上の失明の主な原因の1つとなっており、世界50カ国で承認されている。(NIKKEI NET)

加齢黄斑変性症について
網膜の中心の黄斑部に、老化によって異常が起こります。網膜の外側にある網膜色素上皮の細胞が老化すると、そこに老廃物がたまってきます。その老廃物を吸収するために、脈絡膜の血管から新たに新生血管ができます。

ところが、急ごしらえの新生血管は、もろくて破れやすいため、出血したり、血液成分が周囲に漏れ出してしまいます。この新生血管が網膜の中に入ってきて、出血やむくみを起こします。

新生血管が黄斑の領域に発生し、黄斑が膨れ上がってきて異常が起こると、視力障害が現れます。初期にはものの中心がぼやけたり、黒ずんで見えたり、ゆがんで見えるようになります。
進行すると、著しい視力の低下があり、みたいものが見えないという状態になります。放置すると失明の危険性もあります。

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