相次ぐ眼病を受けカラーコンタクトレンズを規制へ:厚生労働省

おしゃれ用品として人気のカラーコンタクトレンズによる目の病気が後を絶たないことを受け、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)は、調査委員会を発足させ、経済産業、厚生労働両省とともに警告表示を義務化する方向で対策に乗り出すことになった。

カラーコンタクトレンズについて

日本眼科医会日本コンタクトレンズ学会でつくる協議会が昨年10月、全国213の眼科病医院の協力で調べたところ、おしゃれ用カラーコンタクトによる目の病気は1カ月間で27件報告された。うち失明につながる恐れのある角膜浸潤・角膜潰瘍も9件あった。

カラーコンタクトには医療用とおしゃれ用の2種類がある。視力を補う医療用は薬事法で品質や販売が規制されているが、おしゃれ用は雑貨品扱いで規制がない。業界団体もないため、業者の数や売上高すら分かっていない。

経産、厚労両省とNITEは、流通と健康被害の実態を調べる調査委員会を設置、その初会合を29日に開く。委員は、眼科医やメーカー、消費者団体の代表ら19人の予定。
経産省製品安全課は「これまで対策が抜け落ちていた。実態を確認し、規制の可能性を話し合いたい」としている。(asahi.com)

角膜浸潤・角膜潰瘍とは?
角膜浸潤は、角膜に傷ができて角膜上皮および実質に炎症を起こしている状態です。さらに悪化すると、局所の角膜上皮が欠損して、より深い病巣が進み、角膜潰瘍に至ります。角膜潰瘍は、角膜上皮を肥えて実質にまで深い傷ができている状態です。

角膜浸潤や角膜潰瘍は、コンタクトレンズ障害の中でも最も重く、時には失明につながります。特に角膜潰瘍は、傷が治っても角膜が白くにごり、視力が著しく低下します。

また、感染を合併したときは非常に危険になります。感染性の角膜潰瘍は、ほとんどがソフトコンタクトレンズを装用している人に起こります。

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