ウイルス遺伝子の差異でインターフェロンの有効性を判定

C型慢性肝炎の治療薬「インターフェロン」を抗ウイルス剤と併用して投与しても一部の患者に効かないのは、C型肝炎ウイルスの遺伝子変異が要因となっていることが、虎の門病院(東京)のグループの研究で判明した。
患者のウイルスの変異をあらかじめ検査しておけば、無用な治療をせずに、副作用や高額な医療費を避けることができる。日本人患者の約15%が該当するとみられる。

インターフェロンとリバビリンについて

研究グループはは抗ウイルス剤「リバビリン」を併用した際の効果の差も、ウイルスの遺伝子配列の違いが原因ではないかと考え、併用療法が有効な患者と無効な患者のウイルスの遺伝子配列を解析。特定の2カ所の遺伝子配列に変異があると効かなかった。特に50歳以上の女性では効かなかったという。

C型肝炎の標準的な治療はインターフェロンとリバビリンの併用。薬が効けばウイルスがゼロになる完治となり、肝臓がんの発病を防ぐことが期待できる。
併用療法は1b型でも半数以上の患者に有効だが、1年間投与してみないと有効か無効か分からないという問題がある。(asahi.com)

C型肝炎の治療について
インターフェロンでの治療が主体となりますが、発熱、悪寒、全身倦怠感などの風に似た症状や、血小板、白血球の現象などの副作用が生じるケースも少なくないので、肝炎の状態を考慮しながら慎重に行います。

血液中のC型肝炎ウイルスの量が多い場合は、抗ウイルス薬のリバビリンの内服を併用します。近年は、新しいタイプのコンセンサス・インターフェロンが開発され、従来のものに比べて数倍の効果が期待できます。また、鉄分をひかえた食事が重要だとされています。

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