血流検査も可能なCT「アクイリオン・ワン」

東芝メディカルシステムズは27日、心臓や脳の形だけでなく血流なども検査できる新型のコンピューター断層撮影装置(CT)「アクイリオン・ワン」を開発したと発表した。
エックス線の被曝量も大幅に低減し、心臓検査では従来の約4分の1という。2008年夏以降に日米で発売する。

スキャナーが1回転する間に撮れる画像の枚数は既存の最上位機種の5倍にあたる320枚。静止画像を撮影する場合、既存機種は撮影範囲が狭いため、心臓や脳など臓器全体を撮影するには4―5回転する必要がある。新型CTは撮影範囲が広く1回転で済むため、撮影時間が10分の1から5分の1以下に短縮でき被曝量も減らせる。(日本経済新聞)

コンピューター断層撮影装置(CT)
横たえた体を、円筒状のX線発射装置の中でスライドさせながら、360度の方向から一定の間隔で撮影し、コンピュータ処理して、体内の多数の断面画像や立体映像を得るものです。

体の奥深くの臓器にも対応でき、全身の臓器の病気を観察することができます。
通常のCT検査で診断が確定できない場合は、造影剤を血管から注入して、病変部位を浮き出させる方法が用いられます。