バイオベンチャーのプロップジーン(東京都)と早稲田大学、自治医科大学などの研究チームはメタボリック症候群に関連する遺伝子を1時間で検出できる検査キットを開発した。
1日以上かかっていた検査時間が短くなり、病院ですぐに検査結果がわかるようになる。来年度内に実用化する考え。
メタボリック症候群に関連する遺伝子として学会や論文で報告されて信頼性の高い6遺伝子の計7カ所の個人差をみる。遺伝子の特定個所が通常と異なると肥満や動脈疾患、糖尿病などを起こすと指摘されている。(NIKKEI NET)
メタボリックシンドローム
内臓脂肪が過剰にたまってお腹周りが大きくなり、この内臓脂肪から分泌される様々な生活活性物質(アディポサイトカイン)に以上が生じることや、血糖を下げるインスリンというホルモンの作用が上手くいかなくなることによって、高血圧、脂質代謝異常、高血糖などが発生する病気です。さらに高尿酸血症、脂肪肝などの発病にも関係します。
メタボリックシンドロームを放置すると、これらが動脈硬化を進行させ、脳血管障害や心筋梗塞などを発病させます。脳血管障害、心筋梗塞では、場合によっては発病後数時間あるいは数日のうちに亡くなるということも少なくなく、日本人の死因の第2位、3位を占めるほどになっています。
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