最新の放射線治療装置「MHI-TM2000」:三菱重工業

三菱重工業は、患部を正確に把握し、放射線を照射してがんを治療する高精度画像誘導放射線治療装置(線形加速器システム MHI−TM2000)を開発し、日米欧で販売すると発表した。

この装置は京都大、先端医療センターと共同で開発。エックス線で患部周辺を透視し、がんの位置情報をコンピューターが処理。首振り機能が付いた照射口から患部に向けてエックス線を照射する。

三菱重工は「精度が高いので放射線治療による副作用の発生確率を下げられるほか、治療時間も短縮できる」としている。装置の製造は広島製作所(広島市)で行い、三菱重工は医療機器事業を3年後をめどに100億円規模にすることを目指す。(YOMIURI ONLINE)

放射線治療
がんをきらずに治す治療法として注目されているのが、放射線による治療です。この療法を選択する患者さんは年々増加しており、抗がん剤による化学療法などとの併用を併せると、最近ではがんの患者さんの全体の25%は放射線治療を受けているとされています。

放射線にはがん細胞の遺伝子を損傷する働きがあります。そのため、がん細胞に放射線が当たると、がん細胞は増殖できなくなり、がんが小さくなったり、死滅したりします。

放射線は、正常な細胞にもダメージを与えます。しかし、正常な細胞はがん細胞より放射線に対する感受性が弱いため、損傷の程度は軽く、そのほとんどはやがて開腹します。こうしたがん細胞と正常細胞の放射線に対する感受性の差を利用して、がんを治療します。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。