聴覚細胞の再生で突発性難聴を治療

突然耳が聞こえにくくなる突発性難聴に対し、聴覚細胞を再生する世界初の治療を、京都大病院耳鼻咽喉科の伊藤壽一教授らのグループが始めた。従来のステロイドの大量投与に代わる、安全で効果が高い治療法として期待される。

突発性難聴のはっきりとした原因はわかっていない。歌手の浜崎あゆみさんが今年1月、突発性難聴で左耳が聞こえなくなったことを告白した。

治療は、聴覚細胞が集まる内耳の蝸牛の膜に、細胞の成長にかかわるたんぱく質「IGF−1」を含ませたゼリー状のゲルを塗る。約2週間かけて吸収され、傷ついた聴覚細胞の死滅を防ぎ、再生させる。発症後1か月未満で、ステロイド治療で効果が出ていない20人程度に実施する予定。(YOMIURI ONLINE)

突発性難聴とは?
何のきっかけもなしに突発的に耳の聞こえが悪くなるもので、片側の耳の起こることが多いとされています。耳鳴りや耳がふさがった感じをともない、患者さんの約4割にぐるぐる回る回転性のめまいを感じる症状がみられます。
内耳の循環障害やウイルス感染などが原因ではないかといわれていますが、まだはっきりしていません。

確立された治療法はまだありませんが、副腎皮質ホルモン薬や循環・血流改善薬、ビタミン製剤などが用いられます。発症後、早く治療しないと聴力の回復が難しくなるので、早急に受診します。

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