緑内障の重症患者の6割が自動車を運転:事故を起こすケースも

視野が狭くなった重症の緑内障患者の6割が自動車を運転し、4人に1人は事故を起こしている−。自治医科大病院の外来患者の分析で、こんな結果が出た。
公共交通機関が不便な地域では、物損事故を繰り返してもやむなく運転するケースもあるという。同大の国松志保講師は「全国的にみても自家用車に頼る地域では同様の傾向があるとみられる。医師が患者に注意喚起していく必要がある」と指摘する。17日から横浜市で開かれる日本眼科学会で発表する。

緑内障は眼圧上昇などにより視神経が傷ついて視野が狭くなる病気。40歳以上の約5%がかかっているとされる。調査は昨年7〜12月に同病院の緑内障外来を受診した患者377人のうち、視野の狭くなる度合いが最も進み、かつ視力が0.7以上の患者35人を対象にした。

このうち、日常的に運転していたのは22人。平均年齢は58歳で、運転していない13人の平均年齢(69歳)より若かった。緑内障を発症していた過去5年間に事故を起こした人は6人(27%)で、最も多かった55歳の男性は物損事故3回、人身事故1回の計4回だった。(毎日.jp)

緑内障とは?
眼球内を循環する房水の流れが悪くなり、眼圧が高まって視神経が障害される病気です。
緑内障は急性緑内障と慢性緑内障に分けられます。急性の場合は、眼圧が急に高くなって、視力が衰え、眼の痛みや頭痛、吐き気、嘔吐などの症状があらわれます。

慢性の場合は、自覚症状が少なく、慢性に経過しますが、放置すると徐々に視力が低下し、視野が狭くなり、失明することもあります。

眼圧検査で眼圧が高いこと、眼底検査で網膜の視神経乳頭という箇所に陥凹があること、視野検査で異常があることの3点が確認されれば、緑内障と診断されます。
ただし、眼圧が基準内(21mmHg未満)の正常眼圧緑内障のほうが日本人には多いので、検査が大切です。

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