アスベスト(石綿)による労災認定が2年連続増加

建設現場でアスベスト(石綿)を吸い中皮腫や肺がんなどになったとして、2007年に労災認定された人が189人いることが23日、全国建設労働組合総連合(68万100人)の調査で分かった。同じ調査で把握した認定者数は05年が90人、06年は179人。2年連続で増加した。

アスベスト

集計によると、疾病別の内訳は肺がん100人、中皮腫40人、石綿肺26人など。このほか労災を申請中の人は88人、準備中の人は93人で、認定者数の増加が今後も続くとみられる。

肺がんは喫煙との因果関係も強く、認定のハードルが高いとされるが、今回の調査では、肺がんの認定者数が中皮腫を大きく上回った。

全建総連の宮本一労働対策部長は「建設現場では肺がんを引き起こす白石綿という石綿が多く使われた。建設労働者の肺がんでは、石綿との関連をもっと検証するべきだ」と話している。(shikoku.news)

肺がんについて
肺がんの多くは、腺がんと扁平上皮がんという、気管支の粘膜に発生する2種類のがんです。近年の肺がんの増加の背景として考えられているのは、環境汚染と喫煙です。喫煙と肺がんの関係については多くの報告がありますが、大量喫煙者に肺がんが多いのは間違いのない事実です。

現在までの疫学調査によると、喫煙量が多いほど、また喫煙開始年齢が若いほど、肺がん発生率が高くなることがわかっています。一方、禁煙をすれば、徐々に発がん率が低下し、非喫煙者波になることがわかっていますので、禁煙は肺がん対策の基本中の基本とされています。

肺がんの症状は、がんの発生場所や進行状態にもよりますが、呼吸器系に現れる症状は、咳、痰、血痰、胸痛、呼吸困難などで、そのほか発熱、食欲不振、倦怠感などをともなうこともあります。

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