オフィス街での反射紫外線に注意:白内障や翼状片の原因に

都会のオフィス街では直射日光が少なくても、ビルや路面の反射により目はあらゆる角度から有害な紫外線を浴びている恐れのあることが、金沢医大と医療品メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソンの共同調査で分かった。

紫外線は視力低下を引き起こす「白内障」や「翼状片」の原因となる。同大の佐々木洋教授(眼科学)は「オフィス街では上からの紫外線を防ぐだけでは不十分。反射や散乱光が強く、日傘の効果は小さい」と指摘。サングラスやUV(紫外線)カットのコンタクトレンズが有効という。

調査の結果、常に太陽に背を向けていても、目に入る紫外線は太陽に顔を向けた状態の最大60−70%に達した上、朝夕と昼を比較しても目が浴びる紫外線量にあまり変化がないことも分かった。

周辺にビルのない金沢医大屋上(床はウレタン張り)の観測だと、太陽に背を向けた時に目が浴びる紫外線は、太陽の方角を向いた場合の平均18%程度。オフィス街ではビルや路面の反射で、顔が向いている方向や時間帯に関係なく紫外線を浴びているとみられる。(東京新聞)

翼状片(よくじょうへん)
白目の表面を覆っている結膜が、目頭から中心部に向かって伸びてくる病気です。自覚症状としては異物感のほかに、充血などがなど現れます。詳しい原因は不明ですが、高齢者に多いみられるため、発病には紫外線が関係していると考えられています。

翼状片自体は悪性の組織ではなく、症状がなければ放置しても問題はないのですが、充血や異物感が強くなってくれば点眼などの治療を行います。根本治療には手術が必要です。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。