製薬各社が生活習慣病治療薬の開発を加速:メタボ市場に熱視線

メタボリック(内臓脂肪)症候群の世界的な広がりを受け、製薬各社が生活習慣病治療薬の開発を加速させる。田辺製薬は副作用を起こしにくい新しいタイプの糖尿病治療薬の効果を検証する臨床試験(治験)を年内に開始。
武田薬品工業は治験中の高脂血症治療薬を2009年までに欧米で承認申請する。
生活習慣病患者と予備軍は国内だけで計2700万人とされる。今後確実に増える治療薬の世界需要をとらえようと製薬各社が一斉に動き出す。

田辺製薬は、体内の糖の輸送に関係するたんぱく質「SGLT」の働きを阻害する糖尿病治療薬の治験を年内に欧州で始める。既存薬と比べ低血糖や体重増加の副作用を起こしにくいとされる。(NIKKEI)

メタボリック症候群とは?
生活習慣病の代表格に肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症がある。これらの疾患は肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であるとされ、内臓脂肪によりさまざまな病気が引きおこされる状態をメタボリックシンドロームという。

高血圧、高脂血症、糖尿病などひとつひとつの症状は軽くても、複合すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが急激に増大することから注目されている。
診断基準の必須項目としてウエスト径があり、男性85センチ以上、女性90センチ以上がメタボリックシンドローム診断のカギとなる。

メモ
メタボリック関連の市場規模はなんといっても国内だけで7.5兆円ですから、製薬会社のみならず、保険会社、飲料メーカーも業績を伸ばす絶好のチャンスと捉えて、手薬煉引いてますよ。

小林製薬の栄養補助食品:「体がかゆい」と苦情

小林製薬は、アレルギー物質として表示義務のある原料名「カゼインナトリウム」を表記せずに栄養補助食品約8万4000個を通信販売し、「全身に発疹が出た」「かゆい」など苦情が全国から約80件あったと発表した。同社は商品を自主回収し、代金を返す。

回収対象は、2001年10月発売の「セラミド」と、05年5月発売の「アトなしヘルプ」。原料名の「カゼインナトリウム(乳由来)」の表示が欠落していた。

セラミドは肌に潤いを与える効果を、アトなしヘルプはアトピー症状の緩和をそれぞれうたっている。

同社は「ご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。再発防止に万全を期します」と話している。問い合わせは同社薬剤師お客さま相談室、フリーダイヤル(0120)639876。(NIKKEI)

カゼイン(ナトリウム)とは?
牛乳のタンパク質の1つで全体の約80%を占める物質。ミルクを酸で処理し、沈殿させて採取する。
非常に栄養の高いタンパク質で、これが体内で分解されることによりカルシウムの吸収を促進させたり様々な活性成分を生成したりするため、腸の運動活性、消化機能の安定、免疫の強化、血圧上昇の抑制などの効果がある。
ただ、牛乳アレルギーの発生要因として、このカゼインでアナフィラキシー様症状等の過敏症状が発現した症例が厚生労働省よって報告されたことがある。

カゼイン自体は水に溶けないので、アルカリで中和しナトリウム塩としたのが、水溶性のカゼインナトリウム。そのためカゼインよりも薬剤としての用途が多い。

メモ
小林製薬は前もありましたね。目の洗浄液「アイボン」で殺菌作用が強すぎて、細菌、汚れだけではなくて角膜の一部も剥れてしまうという事例が。ちなみに、現在は角膜保護成分を加えているので、安全です。

「カプセル内視鏡」が全国発売へ:がんの早期発見へ期待

小型カプセルにビデオカメラを内蔵した「カプセル内視鏡」を、丸紅と医薬品卸のスズケンが共同で輸入、5月末から全国の病院に販売する。
患者は検査中、病院にいる必要はなく、麻酔をしたり、バリウムをのみ込んだりするなどの負担もない。欧米ではがんの早期発見など利用が広がっており、日本でも厚生労働省が初めて認可した。

胃や大腸の診断はできても約6メートルの小腸を診断するのは難しく、チューブ型の内視鏡を無理に差し込めば腸壁を傷つける恐れもある。そんな課題を解消する。

長さ26ミリ、直径11ミリ、重さ4グラムのカプセルをのみ込めば自然に体外に排出されるまで1秒に2枚、約8時間かけて最大5万7千枚撮影し、患者の腰に取り付けた受信機に送信する。

米ナスダックに上場するイスラエルの医療機器メーカー、ギブン・イメージング・リミテッドが開発。同国のミサイルに採用されている、撮影した画像を圧縮し電送する技術を応用した。(asahi.com)

メモ
どっかのバラエティ番組でこのカプセル内視鏡の開発メーカー「ギブン・イメージング・リミテッド」を特集してましたね。特集といっても「外国で玉の輿〜金持ち外国人をゲットせよ」みたいな企画だったんですが(笑)なんでもこの技術の成功で大富豪なみの資産を築いた社員がいるとか。

患者側にとっては寒い部屋で検査着に着替えたり、青汁なみに美味しいバリウムや発泡剤飲む必要がなくなりますし、検査後に下剤飲んでも、なかなかバリウムを排泄できずに、便が固まり肛門が裂けたりする恐れがないので、検査を受けるまでの心理的ハードルが随分下がったと思います。

着床前診断の制限は「違法ではない」:東京地裁

体外受精で問題のない受精卵を選んで子宮に戻す「着床前診断」を制限する日本産科婦人科学会の自主ルール(会告)は、患者の子を産む権利を侵害するなどとして、産婦人科医らが、会告の無効確認などを求めた訴訟の判決が10日、東京地裁であった。

中村也寸志裁判長は「会告の内容は公序良俗に違反しておらず、着床前診断の制約は違法ではない」と述べ、請求を退ける判決を言い渡した。
一方で、判決は、着床前診断の現状について、「学会の自主規制に委ねられることが理想的とは言えず、立法による速やかな対応が望まれる」と、法制度の不備を指摘した。

訴訟は、会告違反を理由に除名処分を受けた大谷産婦人科(神戸市)の大谷徹郎院長と諏訪マタニティークリニック(長野県)の根津八紘院長のほか、着床前診断を希望する4組の夫妻らが起こした。

学会は1998年、着床前診断の対象を重い遺伝病に限定し、診断を行う場合は学会が事前審査を行って認可するとの会告を定めた。大谷院長は独断で着床前診断を行い、2004年に学会を除名された。判決は、大谷院長の処分無効についても、「学会の総会で承認され、適正な手続きだった」と述べた。(YOMIURI ONLINE)

着床前診断とは?
着床前診断とは、体外受精した受精卵を子宮に戻す前の段階で遺伝病などを発症する可能性を調べる手法で、受精卵が4〜8個に細胞分裂したとき細胞1個を取り出して遺伝子を調べます。
この段階で受精卵の性別を判定することもでき、生まれてくる子どもの性別を選択することも可能です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の運転への影響を調査:警察庁

警察庁は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が運転に与える影響について調査を実施。その結果を発表した。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠障害の一種。睡眠中の呼吸リズムが乱れることにより睡眠中に酸素不足を起こすものだが、睡眠が浅く寝不足の状態になるため、日中の眠気や集中力不足といったものを引き起こす。
日本人の成人の約3%がSASとされており、警察庁ではSASと居眠り運転の関連性を調査し、今後の対応を図る必要があると判断した。なお、同庁の調査によれば、2001年〜2005年に発生した死亡事故3万4490件のうち居眠り事故が1215件となっている。

SAS患者による居眠り事故については、8時、14時、16時の時間帯に発生率が高くなっている。全体としてみると14時〜16時が最も居眠り運転が起きやすい時間帯といえる。

居眠り事故については、正面衝突や壁面への激突など被害が大きくなりやすく、ドライバーには十分な睡眠や適度な休憩、仮眠などが求められるが、SASの場合は、睡眠自体が無意識のうちに妨げられるため、医療機関での診断と治療を受ける必要がある。
SASの眠気については、治療により運転に支障のないレベルまで改善することが可能であり、警察庁では早めの診断と治療を促している。(Auto Gallery)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状
強い眠気、抑うつ、頻回の中途覚醒、集中力の低下、(家族などが気づく)睡眠時の呼吸の停止、(家族などが気づく)大きないびき・・・など

家族などの同居者がいない場合、この病気の発見は非常に遅れる。特に自覚症状が弱い場合は誰にも発見されないため、その状態が徐々に悪化して深刻な問題を起こしてしまう。
よくある深刻な問題の例は、自動車の運転中に強い眠気が発生し運転操作を誤って人身事故になることである。そしてこういう事故をきっかけにこの症状を知るというケースが目立つ。

また、同居者がいてもこの病気に関する情報を持っていなければ、単に「いびきをかきやすい性質」としか認識されず、治療開始が遅れることもありえる。

睡眠時無呼吸症候群に特有のいびきは、普通の「すーすー」「ぐーぐー」「くーくー」といった、音の長いものではなく、「・・・・・・(しばらく無音の後)ぐばあっ!」という衝撃の伴うような特徴を持っている。水中に長く潜っておき、急浮上して息を吸い込むときの音色に近い。どちらもその直前まで呼吸をしていないことが共通している。

関連記事:睡眠時無呼吸症候群ドライバーの4割が居眠り運転を経験

酵素「Cdk5」が大脳皮質の正常な形成に不可欠:理化学研究所

記憶や思考などをつかさどる大脳皮質が正常に作られるには、「Cdk5」という酵素が欠かせないことを、理化学研究所のチームが突き止めた。研究が進めば、記憶や学習を助ける薬の開発などにつながる可能性がある。英専門誌「ディベロップメント」6月15日号に掲載される。

神経細胞は大脳皮質の最も深い部分で増殖、後からできた細胞ほど浅い部分に移動していき、最終的に6層の構造を作る。神経細胞の移動がうまくいかないと、てんかん発作を伴う滑脳症(かつのうしょう)などの知能障害などをもたらす病気になるが、神経移動がどう制御されているかは不明だった。

研究チームは、Cdk5が、「リン酸化」という化学反応を手助けすることで、神経細胞で働く様々なたんぱく質を制御していることに注目。この酵素を働かなくした胎児マウスで脳を調べたところ、細胞移動が極端に鈍くなり、6層構造を作れなくなった。(Yahoo! NEWS)

滑脳症(かつのうしょう)とは
滑脳症(かつのうしょう)とは、脳の表面にあるはずのシワがなく、脳溝・脳回の認められない状態になる原因不明の障害です。そのため、身体的・精神的に重大な発育の遅れが見られます。

先天性の脳の障害で、今のところ治療法もありません。滑脳症の子どもは、けいれんを頻発し身体が弓なりに反って、終いに呼吸困難に陥るという、世界でもまだ500例程度しか報告がない未知の難病です。

塩分による高血圧の発生メカニズムを解明:降圧剤開発に期待

日本人に多い塩分のとり過ぎによる高血圧が起こる新たな仕組みを、東京医科歯科大の内田信一・准教授(腎臓内科)らのグループがマウスを使った研究で明らかにした。新しい治療薬の開発も期待できる成果で、米科学誌セル・メタボリズム5月号に発表した。

高血圧は複数の要因が重なって起きることが多く、原因ははっきりしない場合が多い。そんな中で、偽性低アルドステロン症2型という遺伝性の高血圧の場合、塩分を尿に排出する機能の異常が原因とされ、関係する遺伝子もほぼ特定されている。しかし、具体的な仕組みはよくわかっていなかった。

内田さんらは、遺伝子操作でこの病気を起こしたマウスを詳しく調べたところ、腎臓にあるたんぱく質が活性化され、尿の元になる液体から塩分を過剰に再吸収し、排出を妨げていた。その結果、体液が増えて高血圧が引き起こされていることがわかったという。

体が血圧を調整する仕組みとしてはレニン・アンジオテンシン系が知られ、今の降圧剤はこれに働きかけるものが多い。偽性低アルドステロン症2型自体の患者数は少ないが、今回わかった塩分と高血圧の関係は多くの高血圧患者にかかわると考えられる。
内田さんは「レニン・アンジオテンシン系とは別の仕組みなので、全く新しい降圧剤の開発につながる可能性がある」と話している。(asahi.com)

高血圧について
年齢とともに血管は弾力を失い、また血管の内側に脂質などがたまって細くなるために、流れる血液が血管にかける圧力(血圧)が高くなります(本態性高血圧)。腎臓病やホルモンの分泌異常などのの病気が原因になることもあります(二次性高血圧)。

血圧が高いと、更に血管を傷めたり、脂質などが蓄積するのを促進し、動脈硬化を進めます。その結果、腎臓病を悪化させ、脳卒中や心臓発作の危険を高めます。

脳腫瘍:静脈注射に代わる薬剤投与法の有効性を確認

国立がんセンター東病院の研究グループは、脳腫瘍のモデルラットを使った実験で、静脈注射に代わる薬剤投与法の有効性を確認した。脳腫瘍へ栄養を運ぶ内頸動脈から投与する。投与量を大幅に減らすことが可能になり、脳腫瘍の遺伝子治療研究が今後、進展するかもしれない。

がん細胞に「ルシフェラーゼ」という蛍光物質の発現を担う遺伝子を組み込みラットの脳に移植した。ルシフェラーゼを働かなくさせる遺伝子阻害物質を内頸動脈に投与して、効果を確かめた。静脈注射する方法に比べ、約1000倍効率よくがんに届いた。約9分の1の投与量で同じ効果が引き出せることもわかった。(NIKKEI)

脳腫瘍とは?
脳腫瘍とは頭蓋骨内に発生する腫瘍の総称です。増殖が遅く転移しない良性腫瘍と、急激に増殖して脳のほかの部位に転移しやすい悪性腫瘍とがあり、その発生部位から、脳の実質内に発生するものと脳の実質外に発生するものに分けられます。
脳実質内に発生する腫瘍のほとんどが悪性で、神経膠腫(グリオーマ)、髄芽腫、肺細胞腫などがあります。脳実質外に発生する腫瘍としては、髄膜腫、下垂体腺腫、脳神経鞘腫などがあり、ほとんどが両性です。

脳腫瘍は子供から老人までみられ、子供では小脳、成人では大脳に発生することが多くなっています。原因は不明ですが、まれに先天的腫瘍や遺伝に関連するものもあります。

脳腫瘍の症状と経過
腫瘍によって頭蓋骨内の圧力が高まるため、頭痛やめまい、吐き気、嘔吐、視野狭窄、痙攣などの症状が現れます。また、脳神経障害として、顔面麻痺、失語症、味覚や嗅覚の障害、記憶力の低下、聴力の低下がおこることもあります。
良性のものが多く、摘出すると完治しますが、発生部位によっては完全な摘出が困難と判断される場合もあります。

脳腫瘍の判定のポイント
問診での症状からおおよそ診断がつく場合もありますが、脳腫瘍が疑われる場合は、状況に応じて頭部X線写真、頭部血管造営検査、CT検査、MRIなどを行なって診断を確定します。
さらに、転移が疑われる場合は、それぞれの疾患部位に応じた腫瘍マーカーなどの検査を行います。

関連記事:脳神経外科医の福島孝徳氏 千葉に専門病院を開院へ

脳梗塞治療に水素:活性酸素を除去、脳の損傷を軽減

動脈硬化などの原因となる活性酸素を、水素が取り除き、脳梗塞による脳の損傷を半分以下に減らす効果があることを、日本医科大学大学院の太田成男教授らが動物実験で確認した。

体に悪い活性酸素だけを選択的に除去する性質も判明し、脳梗塞などの治療薬開発が期待される。研究成果は8日付の科学誌ネイチャー・メディスン(電子版)に掲載される。

活性酸素は細菌など外敵を退治するのに有効だが、一方で身体の“さび”と言われ、老化の黒幕と考えられている。特に脳梗塞では、一度詰まった血流が再開する時に大量の活性酸素が発生し、脳を傷める。

太田教授らは、人工的に脳梗塞にしたラットを使い、一方に濃度2%の水素ガスを与え、もう一方は何も与えずに血液の流れを再開した。その結果、水素ガスを与えたラットの脳損傷の程度は、何も与えないラットの半分以下だった。

活性酸素には、いくつかの種類があり、水素は、最も酸化力が強い「ヒドロキシルラジカル」にだけ作用することもわかった。(読売新聞)

活性酸素とは?
酸素は周囲のものを酸化させる性質をもっている。空気中でものが燃えたり、食用油が変質したり、鉄が錆びたりするのもこの酸化作用による。
呼吸によって体の中に取り入れられた酸素も、空気中の酸素と同様に、体内で遺伝子や細胞を酸化させ、健康に悪影響を与えるようになる。このような酸素を活性酸素という。

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、体内で栄養分を燃やして、生命を持続させるために必要なエネルギーをつくり出す。この栄養分を分解するときに酸化作用が起こり、活性酸素が生み出される。
呼吸によって体内に取り込まれた酸素の約2〜3%が活性酸素に変わるといわれているが、これらの活性酸素はもともと人間の身体に備わっている抗酸化物質によって無害化され、活性酸素の害から体が守られている。

しかし、激しいスポーツ、タバコや車の排気ガス、大量の紫外線、農薬などの化学物質、食品添加物の大量摂取、ストレスなどによって、活性酸素が過剰に発生すると、老化や発がん性、腎障害、動脈硬化、白内障などの促進につながるとされる。

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代謝疾患治療物質「AMPK」に抗がん機能:韓国科学技術院

これまで糖尿病、肥満など代謝疾患治療物質として注目されてきたAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)に抗がん機能もあることが韓国の研究グループによって初めて明らかにされた。
韓国科学技術院(KAIST)の鄭鐘ギョン(チョン・ジョンギョン)教授が率いる研究チームは8日、AMPKたんぱく質を持たないショウジョウバエやヒトの大腸がん細胞を利用した研究を通じ、この事実を究明したと明らかにした。

研究チームによると、ヒト大腸がん細胞内でAMPK活性を人工的に増やし変化を観察したところ、異常がみられたがん細胞構造が正常化しただけでなく染色体数も正常値に変化した。
AMPKが抗がんたんぱく質の「LKB1」から信号を受け取り、細胞の骨格を成すアクチン微細繊維を調節している。AMPKが正常な細胞構造と染色体の維持に核心となる働きをしていることが確認された。

この研究を踏まえ、今後はAMPK関連疾患であるがん、糖尿病、肥満などの研究に活路が開かれるものと評価される。既存のAMPKを用いた薬品が抗がん剤としても活用できるか、再評価する動きも活発になる見通しだ。鄭教授は、抗がん剤としての開発には3〜5年との見方を示している。

この研究結果は、8日付の国際科学誌「ネイチャー」のオンライン版に掲載された。米国で特許を出願している。(YONHAP NEWS)

AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)とは?
AMPKは運動時に活躍する物質で、過剰な脂肪や糖を燃焼して、血糖値を下げます。このAMPKの働きを強めることで、脂肪酸を燃やし、代謝を促進し、正常のインスリンでも血糖値を下げることができる。

妊娠と薬情報センター:相談受付け地域を全国拡大へ

厚生労働省は、妊娠中の服薬が赤ちゃんに影響しないかと心配する妊婦の相談に乗る「妊娠と薬情報センター」の受け付け対象地域を、これまでの首都圏から全国に拡大した。

従来は国立成育医療センター(東京)が相談・調査業務を一手に引き受けていたが、新たに各地の5病院が協力することで可能になった。

妊婦が主治医を通じて相談するのが原則。内容が情報センターあてに送られると、医師や薬剤師が調査を基に主治医へ回答、主治医が妊婦に説明する仕組み。希望すれば、成育医療センターや協力病院で面接による相談もできる。

厚労省は、相談者から出産後の情報を集めてデータベース化し、医薬品の安全確保に役立てたい考えだ。(shikoku news)

妊娠と薬情報センター
医薬品の胎児への影響については、必ずしも十分な情報がないことなどから、服薬による影響の相談・情報収集について、平成17年に「妊婦の服薬情報等の収集に関する検討会」を開催し、各分野の委員からの意見を踏まえ、「妊娠と薬情報センター」を設置し、相談窓口を設置すると共に出生児に関する情報を収集するための仕組みを構築する事業を開始したものです。

「妊娠と薬情報センター」の協力病院

はしか(麻疹)が流行中:関東南部で拡散の恐れ

関東南部などで流行中のはしか(麻疹)の15歳以上の患者が増加し、近年最も流行の規模が大きかった2001年に迫る勢いであることが国立感染症研究所の7日までのまとめで分かった。10-20代が多いのが特徴。感染研は「10代、20代は活動範囲が広く、国内外への拡散が心配」と注意を呼び掛けている。

全国の約450医療機関から報告された15歳以上の患者は、年始から先月22日までに計102人。関東が多いが、長野や宮城県も増えてきた。年齢は4分の3以上が10-20代だった。

患者報告は3月中旬以降急増。4月16-22日の1週間の報告は39人で、前週(14人)の3倍近くに増えた。都道府県別では東京12人、長野6人、埼玉、神奈川、新潟が各3人の順。東京では4月に入り患者の発生で、都立中野工業高など2つの高校が臨時休校にし、生徒らにワクチン接種を行った。創価大も流行で同様の措置を取った。(TOKYO web)

はしか(麻疹)について
はしか(麻疹)は発熱・発疹・咳を主症状とする急性の感染症で、39〜40度の高熱が続く重い病気です。うつる力も強く注意が必要です。ウイルスの潜伏期間は約11日。飛沫感染します。予防接種を受けていない子供がはしかの子供と接触した場合、3〜4日以内にガンマグロブリンの注射をうければ発病を防ぐことができます。

はしか(麻疹)の症状
はじめに熱・咳・鼻水・目やになど通常の風邪と同じ症状が出ます。この時期にははしかと診断する事はできません。4日目位に一度熱が下がりますが、半日から1日後に高熱とともに発疹がでます。はしかはほぼ円形の紅い斑点で5mmくらい。顔からはじまり全身へと広がっていきます。かゆみはありません。約5日くらいで熱もさがり、発疹も消えてきます。

パーキンソン病患者への遺伝子治療:自治医大病院

自治医科大学付属病院は7日、国内で初めてとなるパーキンソン病患者への遺伝子治療の臨床実験を開始したと発表した。治療薬の効き目を良くする酵素の遺伝子を脳に注入。約半年かけて安全性や効果を確かめる。

パーキンソン病は、神経伝達物質ドーパミンの不足により、震えや歩行障害が起きる。治療は、脳内でドーパミンに変わる「Lドーパ」という治療薬の服用が基本だが、病気が進行すると、ドーパミンに変える酵素AADCが減り、薬が効きにくくなる。

今回の治療は、AADCの遺伝子を組み込んだアデノ随伴ウイルスベクター(遺伝子の運び屋)を脳の4カ所に注入した。米国では同じ方法が6人の患者に実施されたが、重大な副作用はみられていないという。

同病院が昨年2月、厚生労働省に実施を申請し、同10月に承認された。(Sankei web)

パーキンソン病とは?
中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落する進行性の脳の変性疾患です。発病原因は不明ですが、脳内でのドパミンの不足が様々な運動障害を引き起こすと考えられています。
パーキンソン病は、神経変性疾患においてはアルツハイマー病についで患者数が多く、振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害の4大症状が特徴です。

日本における患者数は、平成17年度厚生労働省患者調査より約14万5000人と推計されていますが、50〜60歳代で発症することが多く、高齢化に伴って患者数は増加しています。

関連記事:パーキンソン病治療薬「コムタン」:ノバルティス・ファーマが発売

血液凝固阻止剤「フラグミン」の効能・効果追加承認

エーザイ(東京都)は、同社の米国法人エーザイ・インクが販売する血液凝固阻止剤「フラグミン」(一般名:ダルテパリンナトリウム)が、がん患者における静脈血栓塞栓症(VTE)の再発抑制の効能・効果についてFDA(米国食品医薬品局)の追加承認を取得したことを発表した。
これにより、「フラグミン」は、がん患者のVTE再発抑制を目的とした症候性静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症および肺塞栓症)の治療に使用できる初の薬剤となった。

今回の追加承認は、急性深部静脈血栓症および肺塞栓症を発症したがん患者672人を対象に行った6カ月間投与によるCLOT.試験のデータに基づいたもの。
この試験の結果、「フラグミン」投与群は、ワーファリンナトリウム(VTE治療の標準薬)投与群に比べ、深部静脈血栓症および肺塞栓症の再発率において統計的に有意な低下を示した。
VTEは、がんに多く見られる合併症で、がんを発症していない場合に比べてVTEが発症する危険性が高いとされている。

静脈血栓塞栓症(VTE)とは?
深部静脈血栓症と肺塞栓症を併せた総称です。肺塞栓症のほとんどのケースが深部静脈血栓症に起因しているため、二つの疾病を一つの疾病として静脈血栓塞栓症と呼ばれています。

深部静脈血栓症とは?
深部静脈血栓症は大静脈の血栓によって引き起こされ、壊れた血栓が肺に移行すると肺塞栓症を引き起こします。深部静脈血栓症の兆候は通常、一肢に現れ、痛み、圧痛、膨れ、発赤を合併します。しかし、この病気と診断された患者の半数は全く兆候を示しません。

肺塞栓症とは?
肺塞栓症は壊れた血栓が肺動脈あるいはその分枝を閉塞し、肺動脈循環障害を来たした状態で、場合によっては死に至る可能性のある疾病です。主な兆候は呼吸時の息切れや胸痛です。深部静脈血栓症の約3割は、血栓が肺に移行して肺塞栓症を発症するといわれています。

「アドバグラフ」(タクロリムス)の販売承認を取得:アステラス製薬

アステラス製薬は欧州委員会から、臓器移植の際に用いる免疫抑制剤「アドバグラフ」(一般名タクロリムス)の販売承認を取得したことを発表した。欧州子会社は6月に英国・ドイツで販売を開始し、その後順次、発売国を拡大していく予定という。

販売承認の適応症は以下のようになっている

  1. 新規腎移植と新規肝移植をした成人患者の拒絶反応の予防
  2. 他の免疫抑制剤で治療できない成人患者のさまざまな臓器の拒絶反応の治療

「アドバグラフ」は、アステラス製薬が創製した免疫抑制剤「プログラフ」の有効成分であるタクロリムスを含有する1 日1 回投与の徐放性製剤。
「プログラフ」は現在、臓器移植における拒絶反応抑制剤として世界70ヶ国以上で発売されているが、今回、承認取得した「アドバグラフ」は、1 日2 回の既存製剤よりも服用回数を減少させることで、患者のコンプライアンスの向上が図られ、長期にわたる移植臓器の保護効果が期待されている。

緑茶で脳梗塞のリスク軽減:カテキン効果の可能性

緑茶が脳梗塞の危険を抑えるという研究結果が出て注目を集めている。緑茶を1日5杯以上飲むと脳梗塞の死亡リスクが大きく下がるとの研究結果を栗山進一東北大准教授(公衆衛生学)らが4日までにまとめた。緑茶に含まれる渋み成分のカテキンが効果を発揮している可能性が指摘されている。

栗山准教授らは1994年から宮城県内の40〜79歳の男女約4万500人を追跡調査、1日に緑茶を飲む量で4グループに分け分析した。

その結果、脳や心臓など循環器系の病気の死亡リスクは、緑茶を飲む量が多いほど低下。1日に1杯未満の人に比べ、5杯以上飲む人は男性は22%、女性は31%低下した。
脳血管障害では男性は35%、女性は42%低下。特に脳梗塞はリスクが低くなり、男性は42%、女性は62%低下するとの結果が出た。

脳梗塞は血管が詰まって引き起こされる脳血管疾患。医療関係者からは「欧米型の食事や運動不足などが原因で増えている」との指摘がある。厚生労働省の04年人口動態調査によると、脳梗塞による死者は年間約7万9000人。患者は100万人以上とみられる。

栗山准教授は「予想以上の差があり驚く結果だ。緑茶に含まれるカテキンなどが体に良い影響を与えている可能性がある」と話している。(毎日新聞)

メモ
う〜ん、1日5杯だと日常生活の中ではかなり意識的に摂らないと駄目な量ですね。しかも、利尿作用とか夜遅く飲むと寝付けないとか色々ハードルがありそう。
私もジョギングやロードサイクリング時にペットボトルのお茶を常用してますが、これにも「カテキン」がかなり入っています。ヨーロッパの最近の研究ではカテキンの摂りすぎ(TVのCMで宣伝されているお茶類のカテキンは自然含有量ではなく、抽出したものをガバッと入れてます)と肝機能障害の関係が一部指摘されているようですし、なんでも程々が肝要かと思います。

B型肝炎ウイルスの肝がん発症システムを究明:韓国生命研

B型肝炎ウイルスが肝がんを発病させるシステムを究明したと、韓国の研究グループが明らかにした。韓国生命工学研究院(院長 イ·サンギ)分子癌研究センターのイ·ヨンイク博士研究チームはB型肝炎ウイルス内に含まれる「X蛋白質」が肝がんを促進するという事実を初めて究明したと5月2日に発表した。

B型肝炎ウイルスのX蛋白質は肝臓内部で非正常的なメチル(methyl)化現象を誘導し、癌を抑制する遺伝子を不活性化させることが確認された。これにともない遺伝子が不安定になり癌を誘発する頻度が高まるというもの。

研究チームではネズミの腫瘍モデルの実験を通じてこれを確認し、つづいて実際の肝癌患者においてこうした事実を立証することに成功した。
今回の研究結果は4月30日に、がん研究分野の世界的学術誌である『Gastroenterology』誌に掲載された。

研究チームでは今後、新たな分析システムを開発してメチル化酵素の制御による新たな肝がん治療剤を開発する計画。
研究チームの関係者は「今回の研究成果はB型肝炎ウイルス性肝癌の発生機序を究明したもの。B型肝炎ウイルス性の肝がんの早期診断および治療剤の開発に活用され得るものと期待される」と述べた。(Daedeok Valley)

肝がんについて
肝臓にできるがんには、肝臓を構成する細胞からできる原発性肝がんと、肝臓以外の臓器にできたがんが転移してできる転移性肝がんがある。原発性肝がんはがん細胞が由来する細胞から、肝細胞がん、肝内胆管がん、その他のがんに大別される。
その頻度は、肝細胞がんが95%を占め最も多い。したがって一般的に肝がんという場合肝細胞がんのことを意味する。

肝細胞がんの原因として、わが国で重要なのはC型肝炎ウイルスとB型肝炎ウイルスである。肝がんはこれらのウイルスが持続感染することによりできる慢性肝炎や肝硬変を母地として発生する。
特にC型肝炎から肝がんができる場合、ほとんどが肝硬変が基礎にある。しかし残念ながら何故これらのウイルスが“がん”を起こすかは詳細には分かっていない。

糖尿病+喫煙で糖尿病腎症の危険性が2倍に

たばこを吸う糖尿病患者は、喫煙しない患者に比べ、人工透析の原因になる糖尿病腎症の危険性が約2倍に高まることが、お茶の水女子大学の研究グループの調査でわかった。1日発行の米国糖尿病学会誌に発表された。

同大生活習慣病医科学講座の斎藤和美研究員と曽根博仁准教授(代謝内分泌内科)らが、生活習慣が関係するとされる2型糖尿病の男性患者357人を、茨城県の診療所で3〜7年にわたって調べた。

106人が腎症を発症したが、喫煙している患者では179人中60人が発症したのに対し、喫煙経験のない患者では104人中23人だった。過去に喫煙経験があって禁煙した患者では74人中23人が発症した。

年齢や食生活などの要因を排除して解析した結果、たばこを吸っている患者が腎症を発症する危険率は、全く吸わない患者の2・1倍になった。すでにやめた患者でも1・9倍だった。1日の喫煙本数が1本増えるごとに危険率は2%上昇。喫煙年数も、1年増すごとに危険率が2%上昇した。(YOMIURI ONLINE)

糖尿病腎症とは?
糖尿病腎症は糖尿病の3大合併症のひとつです。 糖尿病にかかって10年以上経過している人で、糖尿病のコントロールが悪く、高血糖状態が長い間続いていると、腎臓の糸球体の毛細血管に障害が起きてきます。
そのため腎機能が低下して、尿の中にたんぱくが出てきたり、高血圧やむくみなど腎炎と似た症状が起こります。進行すると、腎不全から尿毒症となり透析が必要になります。

糖尿病腎症の原因
腎臓の中にある糸球体は、血液中の老廃物を尿中に排泄するろ過器の働きをしています。糖尿病で高血糖状態が続くと、糸球体を構成している細かい血管が動脈硬化を起こして固くなり、糸球体の組織の目が粗くなって、ろ過機能が低下します。
するとたんぱく質が糸球体の網の目を通り抜けてたんぱく尿が出たり、尿をつくる働きが低下して老廃物が排泄されなくなり体内にたまる糖尿病腎症になります。

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全医学部で地域医療臨床実習を実施へ:文部科学省

山間部や離島などで医師不足が深刻化する中、文部科学省は2日までに、医学生を各地域の診療所で実地訓練する「地域医療臨床実習」を、国公私立すべての大学医学部で実施するよう、医学教育の指針(モデル・コア・カリキュラム)を改定した。

地域医療で特に重要とされるプライマリーケア(初期診療)や在宅医療などの体験を通じ、各地で求められる医師像を医学生に伝えるのが目的。卒業生が大都市部に集中するのを抑え、過疎地域での医師不足解消につなげる狙いもある。

地域医療臨床実習は大学の付属病院などの大病院ではなく一般の診療所や中小規模の病院、保健所などで実施。初期診療や他の医療機関との連携、各地域での病気予防活動などを体験させる。実施期間や場所などは各大学が決める。

風邪などのよくある病気や軽いけがに対応する医師としての総合的な能力は、診療科が細分された大病院の実習では身につきにくく、文科省の専門家会議も地域医療を学生段階から体験させる必要性を指摘していた。(香川ニュース)

地域医療臨床実習について
一般目標:地域社会で求められる医療・保健・福祉・介護の活動について学ぶ。

到達目標:

  1. 地域のプライマリ・ケアを体験する。
  2. 病診連携・病病連携を体験する。
  3. 地域の救急医療、在宅医療を体験する。
  4. 多職種連携のチーム医療を体験する。
  5. 地域における疾病予防・健康維持増進の活動を体験する。

マゴットセラピー:ハエ幼虫で難治性潰瘍を治療

糖尿病などで足が壊死する「難治性潰瘍」で切断しか治療法のない患者に、岡山大の三井秀也講師(心臓血管外科)が「マゴット(ハエ幼虫)セラピー」という治療法を行ったところ、9割の患者が足を切断せずにすむなど高い効果が認められていることが30日、分かった。

日本では壊死による足切断は3000例を超えるとされる。三井講師は秋にも医師主導臨床試験に取り組む予定。英国では保険医療が認められ、年間数百人が治療を受けている。

マゴットセラピーは、壊死した皮膚にハエの幼虫をガーゼとともに固定して行う。幼虫が腐敗した部分を食べ傷をきれいにするとともに、幼虫の唾液(だえき)に含まれる物質が微生物を殺す役目を果たし、傷の回復を早める。週に2回ほどガーゼを取り換え、2〜3週間で効果があらわれる。

三井講師はオーストラリア留学中にこの治療法を知り、平成16年に糖尿病などの合併症で足切断しか治療法のない60代の女性に日本で初めて実施。潰瘍が1週間で半分の大きさになり、患者の痛みも軽減したという。傷が完治したこの女性は3カ月で退院。切断をまぬがれた足で歩行に努めたためか、その後の糖尿病のコントロールも良好だという。

マゴットセラピーはこれまで国内27カ所で約100例が行われ、このうち三井講師は66例を手がけた。患者はいずれも他の医療機関で「即足切断か足切断の可能性あり」と診断されたが、治療の結果、58例で傷が完治し、足切断せずにすんだという。

治療に使うのはヒロズキンバエの幼虫。当初はオーストラリアから輸入していたため完治まで約30万円かかったが、現在は自前で育てたものを使うため費用は12〜18万円ですむようになった。それでも保険適用される足の切断手術(1カ月の入院で自己負担約8万円)に比べると、患者の金銭的負担が大きい。

三井講師は「自分で歩くことができれば、糖尿病もコントロールしやすくなり、医療費削減につながる。全国どこの病院でも治療を受けられるようにして、1人でも多く足切断から救いたい」と話している。(産経新聞)

メモ
難治性潰瘍に関わらず、ベトナム戦争の重度負傷者にもこの療法が使われおり、回復後の傷跡の有無で大きな差が出た…と昔どっかで聞きました。
蛆を使った治療手法は何百年と前から行なわれていたようですが、ラッセル・クロウ主演のアカデミー賞受賞作品「グラディエイター」にも、ワンシーンだけ出てくるんですよね〜。映画の舞台となる歴史設定は180年なんですが(笑)

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