三重大学などの共同研究チームは、20代の女性に多く見られる顎関節症の痛みを和らげる効果があるサプリメント(栄養補助食品)を開発した。15日に仙台市で開かれる日本顎関節学会で、臨床試験の詳しい結果を発表する。
開発したのは、同大医学系研究科の田川俊郎教授(口腔・顎顔面外科学)と、健康補助食品などを開発・販売する「イシダファーマ」。サプリメントは、軟骨の再生作用がある成分と鎮痛・抗炎症作用がある成分でできている。
臨床試験では、あごの痛みを訴える患者が減ったといい、今秋には商品化を予定。歯科医などを通じて販売する。
顎関節症は、口を開けると音がする、痛む、口が開かなくなるなどの症状があり、国内に推計約1600万人の患者がいるとされる。米国のホットドッグ早食い大会のチャンピオンとして知られる小林尊さんが顎関節症になったことを自らのブログで告白して話題になった。
現在は主に、スプリントと呼ばれるマウスピース状のものを口にはさむなどの治療が行われている。田川教授は「顎関節症の痛みが緩和できるサプリメントは初めて。治療の一助になる」と話している。(毎日新聞)
顎関節症とは?
口が空けにくくなり、空けたり閉じたり動かしたりする歳に、鈍痛を感じます。
また、口を動かす時に耳の前方でカクンと、ジャリジャリといった異音がする場合があります。
顎関節症の原因は、かみ合わせの異常、歯軋り、歯を食いしばるくせ、顎を動かすくせ、ストレスなどによって、必要以上に顎に負担がかかることが考えられます。
せんべいなどの固い食べ物を避けたりして、顎への負担をなるべく軽くしましょう。
もちろん、早食いと大食いはご遠慮いただくということで(笑)また、スプリント(マウスピース)という器具を使ったり、痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤を内服するのもよいでしょう。

