良性腫瘍を乳がんと誤診、切除:社会保険田川病院

福岡県の社会保険田川病院で昨夏、良性の腫瘍を乳がんと誤診し、30代の女性患者の左乳房を切除していたことがわかった。手術後に摘出した腫瘍を調べたところ、良性であることが判明したという。同病院は「結果として診断が間違っていた」として、女性と家族に謝罪した。

同病院によると、女性は07年6月、「左胸にしこりがある」として同病院外科を受診。担当医師が触診で左乳房に直径3センチ以上のしこりがあることを確認した。マンモグラフィー(乳房X線撮影)や超音波検査(エコー)も実施。細胞を採取する細胞診検査で、がんの疑いが最も高い「クラス5」の結果が出たという。同病院は乳がんと判断し、7月の手術で乳房を切除した。

しかし、手術後に摘出した腫瘍を詳しく調べたところ、がんではなく良性で、乳房を切除する必要がなかったことが判明。同病院は女性に誤診だったことを伝えて謝罪した。同病院で「クラス5」の結果が出て、腫瘍が良性だったケースは初めてという。(asahi.com)

乳がんについて
乳がんとは乳腺に発生する悪性腫瘍です。
最もかかりやすいのは40〜50歳代の女性で、次いで60歳代、30歳代の順となっています。
詳しい原因は不明ですが、食生活の欧米化、動物性脂肪の取りすぎ、初産年齢の上昇、母乳授乳の減少、独身女性の増加などが関係していると考えられています。
近年、日本でも増加の一途をたどっており、女性のがんの第一位となるものと予想されています。

乳がんの症状と経過
乳房の外側上方にできやすく、初期にはしこりやひきつれができて痛みはありません。
また、乳頭から血液のような、あるいはサラッとした感じの液の分泌が見られる場合もあります。
進行すると、病変部に潰瘍ができ、脇の下や頚部のリンパ節が腫れてきます。

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