顎関節症をICレコーダーとイヤホン型マイクで診断

市販のICレコーダーと自作のイヤホン型マイクを使い、正確で手軽に顎関節症の症状を診断できるシステムを、大阪市の歯科医岸上尚司さんが開発した。

あごのかみ合わせの悪さで生じる異常音をとらえ、治療法を決めるのに役立てる。従来の診断装置は大型で約500万円と高価な上、あごの外側からマイクを付けるため患者が動いて余計な雑音が入るなどの難点があった。今回の手法は数万円の設備費用で済む。

岸上さんは、超小型マイクを内蔵したイヤホンを開発。患者の両耳に差し込み、頭蓋骨に伝わる関節音をICレコーダーで録音。これを市販のパソコン音楽ソフトに取り込んで波形を表示し、左右のあごの音の大きさを比較、左右のタイミングのずれや音の質などを診断する。(香川ニュース)

顎関節症について
歌手時代の森高千里さんや米国のホットドッグ早食い大会の元チャンピオンとして知られる小林尊さんがこの病気と闘っておられたのでご存知の方も多いと思います。

口が空けにくくなり、空けたり閉じたり動かしたりする歳に、鈍痛を感じます。また、口を動かす時に耳の前方でカクン、ジャリジャリといった異音がする場合があります。
顎関節症の原因は、かみ合わせの異常、歯軋り、歯を食いしばるくせ、顎を動かすくせ、ストレスなどによって、必要以上に顎に負担がかかることが考えられます。

固い食べ物を避けたりして、顎への負担をなるべく軽くしましょう。また、スプリント(マウスピース)という器具を使ったり、痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤を内服します。

熊谷市で熱中症情報発信システムがスタート

昨夏、40・9度と国内最高気温を74年ぶりに更新した埼玉県熊谷市で1日、熱中症の危険度を携帯メールやホームページで知らせる全国初の「熱中症情報発信システム」が始まった。

システムは市の依頼で日本気象協会が開発。市内30の全小学校に置いた「電子百葉箱」で集めた気温や湿度と熱中症指標計のデータを基に、熱中症の危険度を知らせる。

危険度は、外出を避ける「危険」、炎天下を避ける「厳重警戒」から「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階。HPでは、30校区ごとに「危険」の赤から「ほぼ安全」の水色まで色分けして示す。事前登録すると、携帯メールで“熱中症予報”を受け取ることができる。(YOMIURI ONLINE)

熱中症
炎天下や高温多湿の環境にさらされたために体が熱を放散できなくなって起こる障害です。熱中症は、筋肉がけいれんを起こす熱けいれん型、気分が悪くなりめまいが起こる日射病(T度)、失神や吐き気、虚脱感が起こる熱疲労(U度)、発汗が停止して意識障害が起こる熱射病(V度)に分類されます。

熱中症になった場合は、急いで涼しい場所に移し、体温を下げる手当てを行ないます。頚部や脇の下、太もものつけ根を冷たいタオルで冷やすとよいでしょう。意識があるときは水分を補給し、意識がないときは救急車を呼びます。

プール熱が流行の兆し:手洗いなどの予防対策の徹底を

発熱や目の痛みなどを引き起こす咽頭結膜熱(プール熱)について、幼児を中心に流行の兆しを見せていることが、国立感染症研究所感染症情報センターの調べで分かった。
過去10年間で最大の流行だった06年に次ぐ規模で患者が急増しており、同センターでは、手洗いなどの予防対策の徹底を呼びかけている。

全国の小児科などからの報告によれば、今年の患者は5月中旬ごろから増え始め、先月24日現在で2万7693人。昨年の同じ時期よりも1200人以上多い形で推移している。

プール熱は、39度前後の高熱やのどの痛み、結膜炎などを3〜5日間にわたり発症する病気で、目やにやつば、便などを通じて感染する。保育施設などでは、プール行事をきっかけに流行が拡大することも多い。重症化することはほとんどないが、再登園には医師の治癒証明書が必要となる。(YOMIURI ONLINE)

プール熱
アデノウイルスの感染によって起こり、症状としては急に寒気がして、39〜40度の高熱が出ます。のどははれて痛み、リンパ節もはれて、目が充血して結膜炎を起こし全身の倦怠感が現れます。また、腹痛や下痢を訴える子供もいます。

治療は対症療法を行ないます。高熱に対しては解熱薬、結膜炎に対しては、細菌の二次感染を防ぐために、抗生物質の点眼薬を使用します。

人間ドックの2割で緑内障を見落とす危険性

40歳以上の20人に1人が発症し、中途失明の原因疾患で最多の緑内障。早期発見できれば点眼薬で視野欠損を防止できるが、自覚症状がないため眼底検査が重要だ。ところが人間ドックの2割は、眼底写真の診断を眼科以外の医師が行っており、見落とされる危険が高いことが患者団体の調査でわかった。

調査したのは患者団体の緑内障フレンド・ネットワーク。昨年10月に無作為抽出した人間ドック425施設から回答を得た。98・3%は基本検査項目に眼底検査を入れているが、明確に「緑内障検出のため」としているのは、このうち47・1%だけ。同9・6%は、診断のための眼底写真を片方しか撮影していない。さらに19・0%は1次検診の眼底写真を、眼科以外の医師が判定していた。

眼科医が両目の眼底写真を判定する施設は、緑内障の疑いの検出率が4・3%だが、眼科以外の医師が片方だけの写真で判定した場合は0・5%に急落する。
同ネットワーク代表顧問で赤坂北沢眼科院長の北沢克明さん(71)は「現行の人間ドック検査指針による検査状況では、緑内障が見落とされる危険がある」と警鐘を鳴らす。(MSN 産経)

緑内障について
眼球内を循環する房水の流れが悪くなり、眼圧が高まって視神経が障害される病気です。
緑内障は急性緑内障と慢性緑内障に分けられます。急性の場合は、眼圧が急に高くなって、視力が衰え、眼の痛みや頭痛、吐き気、嘔吐などの症状があらわれます。

慢性の場合は、自覚症状が少なく、慢性に経過しますが、放置すると徐々に視力が低下し、視野が狭くなり、失明することもあります。

眼圧検査で眼圧が高いこと、眼底検査で網膜の視神経乳頭という箇所に陥凹があること、視野検査で異常があることの3点が確認されれば、緑内障と診断されます。
眼圧が基準内(21mmHg未満)でも視や障害が生じる正常眼圧緑内障のほうが日本人には多くみられます。

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